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2009年5月 Fly Fishing Report
渓流に 竿振りまわす 五十路かな

カーティスクリーク:カーティス君の小川という意味。
そこは子供時代に発見した自分だけが知っている
秘密のポイントのことであり親しい友達にだけこっそり教えるような場所。
釣り人たちの間では、誰にも教えたくない秘密の川を意味する。ある、ある。


※渓魚たちはすべてリリースしてますのでご安心を。


●釣行年月日 2009.05.24(日曜日)
 河川名称   K川
 釣行時間帯  12:00−16:00
 天気      曇り
 気温      未計測
 水温      未計測
 釣果      ヤマメ 2
 ヒットフライ    EHC#14

最近知り合った友達に教えてもらった小渓流。
川があることは知っていたけれど釣りガイド誌には載っていない。
漁協もなし、従って稚魚の放流もされていないはずだから
イコール、ヤマメはいないよね。
だから、あまり気にもしていなかった。
そんなカーティスクリークに招待された。

 

杉林を流れる渓流はちょっと戸惑ったけど
フライを追いかける魚影がやる気を出させてくれた。
友人は初めてのフライフィッシング。
今回は僕のロッドを交互に使いながらのフィッシング
フライで初めて釣ったヤマメはとても嬉しかったようです。

四足動物が、この石の下から勢いよく飛び出してきてビックリ! 
イタチだと思う。クマじゃなくてよかった^^;

ドン!!
フライを流した直後、ものすごい衝撃にのけ反るとここの主があらわれた。

まさにカーティスクリークの奇跡!

まだまだ阿武隈山地の渓流も捨てたものではないと思った。
次回は、タキシードに蝶ネクタイの正装でお邪魔することにしよう。


●釣行年月日 2009.05.22(金曜日)
 河川名称   J川
 釣行時間帯  12:30−15:00
 天気      晴れ
 気温      23度
 水温      18度
 釣果      ウグイ 1・ヤマメ 5
 ヒットフライ    アダムス#14

里から山へと一気に春が駆け登り、あっという間に緑濃い季節。
萌え出した木々や草花がざわめき、山全体がざわめいていた。
せせらぎもざわめき、釣り人の僕も大いにざわめいている。

気温23度。水温18度。
スーッ と、風が吹き過ぎた。汗を拭う。
空を見上げれば、ゆっくりと雲が流れていく。

一投目に出てくれたのはなんとウグイ。
水温が高いからな・・・。
気合が入らないままフライを流した。

バシャ!

ヤマメのやつ、流れたフライは無視して関係ないところでライズしてる。

川を渡った。フライも水面を横切った。グッグッーと、ロッドが曲がった。

釣る気がなかったのにヤマメが釣れていた・・・

フライフィッシングのベストシーズン到来だね。


2009年4月 Fly Fishing Report
渓流に 竿振りまわす 五十路かな

中国の有名なことわざに
1時間幸せでいたいのなら酒を飲みなさい。
一生幸せになりたかったら釣りを覚えなさい。と、いうのがある。
五十路になり、これは本当だなぁ〜と思いはじめています。

※渓魚たちはすべてリリースしてますのでご安心を。


●釣行年月日 2009.04.03(金曜日)
 河川名称   U川
 釣行時間帯  12:00−15:00
 天気      晴れ
 気温      13度
 水温      7度
 釣果      ヤマメ 12
 ヒットフライ    フェザントテール#18

 2009年4月。福島の渓流も解禁になった。昨日の夜は雪が降った。春を呼ぶ低気圧は山の斜面に雪を残して通過していった。そして今朝は風が強かった。午後には止むと信じていつもの渓流へ車を走らせる。着いた渓流は、まだモノトーン。渓魚たちの気配は感じられない。草や木々が萌え始めるのも、もうすぐだろう。新緑が待ち遠しい。

「おぉーい!また来たぞぉ〜!! 今年もよろしくなぁ〜〜!!!」

 渓流の妖精たちにおきまりの挨拶をして仕度を始めたけれど渓流を目の前にするとゆっくりなんかしていられない。春先用のブーツフットタイプのウェーダーを履き、ウインドブレーカーを着て、フィッシングベストを羽織る。久々のベストは重く感じられた。偏光グラスをかけて、今年用に作ったバンブーロッドをつなぐ。リールはどこ??やっと見つけてロッドに取り付けた。ラインを引き出し車のサイドミラーに引っ掛けて巻きグセをとった。リーダーは取り付けてきた。さて、水温は??

 気温13度、水温7度。まだ水は冷たいな。ニンフでいくしかないようだ。ティペットをヒトヒロを結んだ。インジケータを取り付けてフェザントテールニンフを結ぶ。そそくさと水に入る。ウェーダーを通してひんやりと水の冷たさが伝わってくる。フォルスキャストをしながら釣りあがって行くと忘れていた感覚がどんどんよみがえってくる。この感じだ!ひとり、ほくそ笑む。

 遡行ほどなくして今シーズン初のヤマメが釣れた。引きが強かったので大きいか!と、思ったらニンフがお腹にかかっていた。このロッドの初のヒットがスレか・・・ご愛嬌だね、解禁当初には良くあること。気にしない、気にしない。

 この日のヒットポイントは流れだしからの開き。一投ごとに反応があった。通いなれている渓流だからわかるポイントも多い。いつも、初心者のフライマンに言っていることなんだけれど、自分のホームを持つこと。そして、四季の移り変わりを肌で感じることが大切なんですよ。

 清冽な川でこそ出来るフライフィッシング。こんなに楽しい釣りを、なぜ敬遠するのかわからないんですね。
この阿武隈の渓流にはフライフィッシングが似合う。僕は確信を持っています。
でも、それをどう守っていけばいいのか・・・わかりません。

 きれいなヤマメの稚魚だね。がんばるんだぞ〜!こんなヤマメに出会うことは簡単なことだ。守ることは“釣ったらリリース!!”

 ドンドン変わってしまう釣り場環境ですが、時代ですね。どうしようもありません。ただ見ているだけです。絶対!許せないことは断固として反対しますが、まぁ〜、いまのところありません。

 今年も稚魚が生き延びていることが確認出来たことはよかった。
今は、そっとしてあげたいホームリバー。

渓流の妖精たちは、僕を歓迎してくれたようでツ抜け出来ました。
いつまでも変わらないホームリバーであって欲しいね。

今回友達になれた草花。
神奈川の君にも、幸せが訪れますように・・・。


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