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2004年9月 Fly Fishing Report
渓流に 竿振りまわす 四十路かな

渓流沿いの道にはコスモスが咲きました。
もうすぐ禁漁ですね。(^^)

※渓魚たちはすべてリリースしてますのでご安心を。


●釣行年月日 2004.09.18(土曜日) 
 河川名称   R川
 釣行時間帯  6:00−9:00
 天気      曇り
 気温      未計測
 水温      未計測
 釣果      ヤマメ 7
 ヒットフライ    アダムスP#14



  

  

 朝5時半、鳥さんと合流車を西へ走らせます。車窓から風景を見ればもうすっかり秋です。渓流沿いの道にはコスモスが咲き乱れ、土手を見ればススキがザワザワと揺れています。棚田の穂は収穫を待つばかり。今年は暑かったせいか河原の葦が物凄く育ち河原に降りるのが大変。やっと葦を掻き分け、久々に流れの前に立ったときは気持ちがよかったぁ〜。ティペットがなかなか結べないのはなぜ?ヤマメの出るポイントは変わっていない。ギラリとヤマメが反転しフライを水面から消す。久しぶりにヤマメとご対面した。「うわぁ〜このヤマメきれい〜」と鳥さんが言った。同感だった。昔の女にあったような気がした。こんなに綺麗だったろうか。そうか、もしかして婚姻色。。。上流に行くにつれ両岸から葦が迫り出し遡行が困難になってくる。葦の下で悠々と泳ぐヤマメ。ここはヤマメの聖域。「悔しいいけれど春までそっとしておこう」と鳥さん。納竿。帰り道に見つけた栗の木。その下でフィッシングベストのポケットに入りきれないほど栗を拾った。今シーズンはこれでお終いかな。


2004年6月 Fly Fishing Report
渓流に 竿振りまわす 四十路かな

渓流沿いの緑が濃くなっていく6月です。
渇水気味だった渓流も梅雨入り
再び渓魚たちが動き出す季節でもあります。

※渓魚たちはすべてリリースしてますのでご安心を。


●釣行年月日 2004.06.26(土曜日) 
 河川名称   Q川
 釣行時間帯  5:00−11:30
 天気      曇り時々雨時々晴れ
 気温      22度
 水温      13度
 釣果      イワナ15
 ヒットフライ    ピーコックP#14

  

  

  

 今回は相馬渓流会のメンバーとの釣行です。昨晩遅く出発、午前0時にテンバに到着。瀬音と蛍が僕たちを歓迎してくれました。長旅の疲れを癒すにはビールは最高でした。午前4時半起床。まだ眠い目を擦りながら渓流会の会長渡辺さんと早速入渓しました。朝もやに包まれた渓流は清々しい。入渓直後、早起きイワナのヒットに完全に目が覚めました。渡辺さんは、バリバリのテンカラ師。地元では早朝の釣行を得意としています。ラインを見せていただきましたが僕のテンカラ友達はほとんどがレベルライン。渡辺さんのラインは手作りの縒り糸でした。プレゼンもレベルラインのビシッと決めるものとは違ってかなりソフト。キャスティングもレベルラインとは異なる感じです。テンカラとはなかなか奥が深いんだなぁ、と思いました。朝食を摂るため一旦7時30分納竿です。

  

  

  

 朝食はブドウパンとコーヒーで小鳥たちの囀りを聞きながらいただきました。このゆったりした感じは最高ですね。今はやりのスローライフそのものでした。午前8時上流へ向かい再び入渓しました。今度はフライマンの遠藤さんとの釣行です。この先上流部はまだ僕は入渓したことがありません。林道から見ると深い谷になっていて降りるにはちょっと勇気がいるところです。遠藤さんは2番ロッドで軽快に釣り上がります。立て続けにイワナをヒット!やはり先輩凄いっす!川幅が先程よりも狭まっていますがイワナの魚影は濃いようです。トロ場やカガミ、流れの脇、巻き込み、まさにイワナらしいのポイントを狙うと必ず反応がありました。木の葉が溜まる巻き込みでは連荘でヒット!これは楽しい(^^)。深い谷という感じになってきたところで「熊」という文字が頭を過ぎりました。ベストから熊避けの鈴を取り出し歩くたびにチリン!チリン!となるようにセット。この時期の熊は小熊を連れているので凶暴なんだよね。背後の薮にビクビクしながら釣り上がります。早朝5時からの釣行。6時間経過した頃は、もう僕は集中力がなくなってしまい頭上の木の枝を釣ることが多くなりました。先行は遠藤さんにお任せして僕は追いかけながら熊を意識してなるべく離れないようにして釣り上がります。ガレ場のプールで良型のイワナを遠藤さんがヒット!これから先もっと型良くなるのかもしれませんが、いよいよ谷が狭まってきたので脱渓点を探します。なんとか崖上へ上れる場所を発見して脱渓。巨木を見ながらテンバに向かいました。ここの樹林は巨木が多くて凄いんですよ。11時30分納竿。

  

  

 テン場に着き昼食です。遠藤さんがトン汁とご飯を炊いてくれました。僕はソーセージとスクランブルエッグの担当です。野の食卓としては最高のメニューです。おいしかったです。遠藤さんありがとうございました(^^)。さて、お腹が一杯になったところで温泉だよね(^^)近くの露天風呂でゆっくりゆったりして次の釣り場へ向かいます。次の釣り場で仕度をしながら気付きました。アクシデント発生!「あれ〜!!ロッドないよね!!!」あっ!テン場に忘れてきました。急いで先程のテン場へ向かいましたがロッドはありませんでした(T^T)遠藤さんと僕のロッドは見事に消えていました。フリーストンの#2、ハーディーのリール、フリーストン#3、ウエダのリールはもうありませんでした(泣)悔しいけれどロッドがなければ釣りにはなりません。「おぉ〜(泣き)、チクショー温泉にもう一回入るべ〜」もう泣きながら温泉に向かいました。無料の温泉の里は「ホタル祭り」。温泉に入りながら「あのリール愛着があったんだよなぁ〜」と遠藤さんがポツリといった。僕もそうだった。忘れられない釣行になってしまった。沢山の渓魚たちと遊んだロッドとリール。もう僕の手に戻ることはないだろうな。今までありがとう。。。ホタルの里の空を見上げ、温泉に入りながら呟いた。「ラーメンでも食べて元気取り戻そうぜ!」と遠藤さんが言った。美味しかった。バイバイ、愛しのフリーストーン。

●釣行年月日 2004.06.16(水曜日) 
 河川名称   P川
 釣行時間帯  15:30−19:10
 天気      晴れ
 気温      23度
 水温      19度
 釣果      ヤマメ10
 ヒットフライ    ピーコックP#14

  

  

  

 国道沿いの渓流だから通り過ぎる人がみんな見ていく。ちょっと恥ずかしいけど仕度を済ませて河原へ。この渓流用にピーコックパラシュートを捲いてきた。真っ赤なファイバーのテール、キラキラ光るピーコックのボディ、よく目立つオレンジカーフテールのウイング、ブラウンのハックル。作るのも簡単、派手なところはサマータイムフライってとこかな。オレンジのカーフテールをウイングにしたフライには大物をヒットさせた思い出がある。まだフライを始めて間もない頃だった。見よう見まねでオレンジハンピーを捲いた。大きな岩の割れ目がそのまま水中に入っているポイントで一投目に奴は出た。岩の割れ目からスッと浮かんでハンピーを咥え下流に走った。初心者の僕はラインを引き寄せなきゃいけないと思ったんだけどラインが掴めない。あっ!岩の下に潜られ鋭い岩でティペットが切れ大ヤマメはオレンジハンピーとともに消えた。あっという間の出来事だった。悔しかった。その後何回かポイントに通ったけど、今はもうそのポイントは砂で埋まり、もう奴はいない。渓流にはあんなデカイ奴もいるんだと思わされた釣行だったよなぁ。一投目でヒットしたヤマメは腹でフライを喰った!(笑)スレってやつですがゴンゴンとよく引いた。国道沿いだからと見くびっていたら結構いるじゃんココ。段々瀬が続く好ポイントでヤマメたちと日が暮れるまで遊んだ。どうやら僕の捲いたピーコックはヤマメに気に入られたらしい。イブニングは堰堤下と決めていた。ライズが始まっていた。そっと近づきキャスト。オレンジ色のウイングは良く見えた。モコッと水面が盛り上がりオレンジ色のウイングが消えた。ラインを引きロッドを高く上げた。気持ちよくクンクンとヤマメの感触が僕に伝わった。こんなに簡単なことなのに、フライを始めたあの頃のままの僕だったら君はとれなかったね。そうヤマメに話しかけ薄暗くなった渓流にリリースした。19時10分納竿。

●釣行年月日 2004.06.16(水曜日) 
 河川名称   O川
 釣行時間帯  16:30−17:15
 天気      晴れ
 気温      19度
 水温      18度
 釣果      ヤマメ5
 ヒットフライ    アダムス#14

 

  

 買物のついでにちょっと寄り道をしてきました。と、いうものの買物の時間より寄り道のほうがずっと時間が長いのですが(笑)梅雨入りしてから一週間目。梅雨は何処へ?北から降りてきた高気圧はカラッとした空気を運んできた。渓流を渡ってくる風は清々しい。ほかの川は渇水だけどここは水に勢いがあります。河原の葦は僕の背を越えてしまっていました。フリーストンをベストのロッドホルダーに付けて葦をかきわけながら釣り場へ向かいます。思ったよりも水量があります。高い岩場から下の流れを見るとヤマメが水中で捕食しているのがわかります。う〜ん、何喰ってるんだろ?試しにドライフライを捕食中のヤマメの頭の上に流します。底にいたヤマメが猛然とダッシュしてフライをくわえました。流れが速くなればエサは一瞬にして流れ去ってしまうからヤマメたちも一生懸命なのがよくわかりました。水量が多くって遡行が難しく、おまけにお日様が真正面、もろ逆光でメチャメチャ大変でした。今度はお日様の向きを考えてイブニングの釣り場を探さねば。。。途中で断念して17時15分納竿。

●釣行年月日 2004.06.09(水曜日) 
 河川名称   M川・N川
 釣行時間帯  11:00−18:30
 天気      曇り
 気温      24度
 水温      18度
 釣果      ヤマメ15
 ヒットフライ    E.H.C#16−12、アダムス#12

  

  

  

 友、遠方より来る。ヒラメさんが遊びに来てくれました。梅雨入り3日目。昨夜まで降っていた雨は嘘のようにあがり薄日も射す絶好の釣り日和です。比較的雨に強い渓流、あいや、雨により増水しにくい渓流を選んで入渓しました。普段より10cm位増水していますが渓魚の匂いがプンプンしています。渓魚の匂いといいますが渓流釣りをする方なら理解していただけると思います。ヒラメさんとのフライフィッシングは1999年4月以来です。近況を報告しあいながら楽しく釣りあがります。後ろから見ていた僕はヒラメさんのフィッシングセンスの良さを見習わなければと思いました。ヤマメは流芯に付いています。速い流れにフライを乗せるのには浮力が強く沈みにくく良く見えるフライが絶対条件。ナチュラル色のエルクヘアーカディス、ボディーは黒をセレクトしました。ヒラメさんのホームは丹沢水系。関東圏の渓流釣りは入渓者も多く渓魚たちのフィッシングプレッシャーも相当なもの。そこでヤマメを釣り上げる凄腕フライフィッシャーです。阿武隈のヤマメたちをポンポンと軽快にキャッチ&リリースしながら遡行します。イブニングを良く楽しむポイントではヒラメさんがロングキャストでヒット!思惑通りヤマメが釣れ見ていてとても気持ちよかったです。 右岸左岸に分かれて釣りあがっていたその時ヒラメさんを見るとロッドが大きく弧を描いていました。まさかと思う小場所からのヒットでした。これぞフライフィッシングの醍醐味なんだよね(^^)お腹がすいたので一端納竿。オニギリを食べながら次の釣り場へ移動します。イブニングを意識したポイントに到着。早速釣りあがりますが反応は凄く良くてヒラメさんも僕も大満足。魚止めまで来て普通なら納竿となるのですがヒラメさんが「あられさん、この上もやるぞ〜」と上流へいってしまったのです。「あれれ。。」と僕。時間は18時を回った頃でしょうか。「ヒット!」の声に下流でやっていた僕は慌てて上流に向かいます。ヒラメさんが良型のヤマメをぶら下げていました。やってくれますねぇ〜兄弟。河原に下りようと思ったら「ゲッ!マムシ!!」足元にみたこともない大きさのマムシがいるではありませんか。(^^;下にいるヒラメさんは早く来い来いと手招きしているし、目の前には大マムシ。あっち行けと棒でつつっいたらマムシは臨戦体勢で体を平らにしてエラを三角にしていました。こんな感じのマムシはやばいんですよね。やっとのことでマムシを回避してヒラメさんに合流。譲ってもらったポイントにキャストしました。後は夢中でランディング。ヒラメさんのおかげで楽しいイブニングの釣り場を発見できました。僕はまだFF未熟者でありますが最近分かってきたことは渓流釣りは五感と第六感でするものだということです(^^) ヒラメさんお疲れ様でしたぁ〜18時30分納竿。
 楽しかったヒラメさんとの5年ぶりの釣行。夜は久々に昔の話に花が咲きました。翌朝、まだ続くヒラメさんの東北釣り旅の無事を祈りながら車を見送りました。釣り旅の報告楽しみにして鱒。

●釣行年月日 2004.06.04(金曜日) 
 河川名称   L川
 釣行時間帯  13:40−17:50
 天気      晴れ
 気温      27度
 水温      20度
 釣果      ヤマメ5
 ヒットフライ    コーチマンウエット#14

  

  

 日中はまったくダメだった。日向の緩い流れの底にいるのはウグイ。トリさんがフライを流すとその中でも大きいサイズが浮いてきてくわえた。「やっぱり日中はヤマメ出ないね。」ウグイを外しながらトリさんが言った。二人でのんびりと渓流ウォッチングしながら陽がかげるのを待った。お日様が山に隠れる頃、トリさんが続けてヒットした。「トリさん調子出てきたね。フライは何を使ってるの?」「エルクヘアーカディスの16番。」「うぅ〜僕も持っていないわけじゃないからなぁ〜。」といいつつ手はE.H.Cをティペットに結んでいた。(笑)春先からアダムス一辺倒だったしここら辺で変えてもいいかもしれない。すぐにヤマメがヒット!「本当にヤマメたちの反応はさっきまでとはぜんぜん違うね。」一尾釣れたところでカディスに浮力がなくなって沈むようになった。ヤマメが沈んだカディスを追う。一尾追加。待てよ。。。もしかしたらウェットでいけるんじゃないかな?フライボックスの隅っこにあったコーチマンのウエットフライを結んだ。コーチマンの白いウイングは良く見えた。堰堤まで来たときに陽はだいぶ傾いていて薄暗くなっていた。コーチマンを落ち込みにキャスト。うまい具合に揉まれて沈んだところへロケットが飛んだ。「来た!あられさん、デカッ!」トリさんが叫んだ。ロケットが飛んだところを僕もトリさんもしっかり見ていた。「そんなにでかくないぜ!」でも、ラインが水面に突き刺さっていく。「おっとと、そうはイカの○玉よ!君よりデカイレインボーちゃんで練習済みなのよっと〜」ロケットは右に左にすっ飛ぶ。5Xのティペットがあのスーパーレインボーに耐えられるのは実証済み。足場も良くて取り込みは難しくなかった。「ロケットはロケットでも小型ロケットだね。あはは〜」笑顔で17時50分納竿。



2004年5月 Fly Fishing Report
渓流に 竿振りまわす 四十路かな

渓流沿いのヤマブキの花がきれいです。
僕はこの花をみると身も心もウキウキしてきます。
フライフィッシング入門の最適な季節です。
一緒に楽しんじゃいましょう(^^)

※渓魚たちはすべてリリースしてますのでご安心を。


●釣行年月日 2004.05.29(土曜日) 
 河川名称   K川
 釣行時間帯  15:30−18:00
 天気      晴れ
 気温      24度
 水温      17度
 釣果      ヤマメ9
 ヒットフライ    アダムスP#12

  

  

  

 一雨ごとに山の緑が濃くなってきました。土手の葦は僕の背丈ほどに伸びています。川に降りると渡る風が心地よいです。岸際にフライを流すと元気の良いヤマメが飛び出してくれました。どうやら今日は日陰にヤマメたちはついているようです。夏が近づくにつれて日中のドライフライはだいぶ難しくなってきました。ところが夕方になると一変します。静まりかえった水面にヤマメたちの大胆なライズが始まります。太陽が山に沈んだところで大きな渕でライズが始まりました。カゲロウたちのハッチが始まりカディスたちが滑走します。 それを目がけてバシャ!ドボン!とヤマメがライズします。かなり大胆にプレゼンしてもOKです。まぁまぁのサイズがとれたので18時00分納竿。

●釣行年月日 2004.05.24(月曜日) 
 河川名称   J川
 釣行時間帯  14:30−16:00
 天気      晴れ
 気温      17度
 水温      14度
 釣果      ヤマメ11
 ヒットフライ    アダムスP#12

  

  

  

 今日は健康診断日。待合室での話。A老人(推定70歳)「わしゃーよ、気持ちは20歳からぜんぜん変わっていないんだけどね。身体がいうこときかなくなっちゃってねぇ」B老人(推定65歳)「俺も、んだ。20歳から変わってねぇー。気持ちわよ。」と、それっきり黙りこくった2人。あと何年かすると僕も誰かと病院でこんな会話をするのかな。少子化に高齢化社会、年金問題。僕の老後はどうなるのだろうか。少し落ち込んだ。。。診察でバリュームを飲んだ。最近のバリュームは美味しい。これならもう一杯いけると思った。検査終了後下剤を飲んだ。正午ごろに急行列車が通り過ぎる予定。無事通過。天気快晴。風少々。絶好の釣り日和。ちょっとお腹の具合が心配ですが何とかなるでしょう(笑;) 陽射しの中土手の雑草は伸びてロケーションはまるで夏って感じです。アダムスを5本捲いてきました。アリも出てきたのでアント#14を一本追加してあります。エルクヘアーをウイングにしボディーに黒のダビング材、ウイングの下にハックルをパラッと捲いてあります。惚れ惚れするほどナイスバディーなアントなのであります。半沈みのボディーで喰いが良いはずなんですがヤマメたちにはどうも無視されるようです。ナイスバディーだけじゃダメなのよ。ハートがないとね(笑) 蟻はまだ早いと判断してアダムスに取り替えます。反応良好。体高のあるヤマメが出てくれました。体長が同じでも体高のあるヤマメは引きがよくて楽しめました。深い渕で出たヤマメは結構引くと思ったらフライを尻尾で叩いてヒットしたようです。ヤマメ君、アンタは偉い! 空を見るとカゲロウのダンスが始まりました。これから良くなるところなんですが下剤が効いているようなのでこのへんで。。。16時00分納竿。

●釣行年月日 2004.05.23(日曜日) 
 河川名称   I 川
 釣行時間帯  11:30−15:30
 天気      曇りのち雨
 気温      9度
 水温      12度
 釣果      ヤマメ21
 ヒットフライ    アダムスP#13

  

  

  

 阿武隈の渓流には台風2号の影響で100ミリ以上の雨が降りました。台風が過ぎ去ったあともシトシトと雨が降ったり止んだりのお天気が続いています。下流で床下浸水するほどの雨だったので心配だったのですが釣り場についてみたら、あらま!ちょうどえぇ〜でないかぃ。(^^)気温9度。水温12度。気温の方が低いんじゃきっとヤマメたちも戸惑っているだろうと思います。ここのヤマメたちは普段はあまり僕のことを相手にしてくれないのだけれど雨が降ると一転してやんちゃなで遊び好きな性格になります。シロツメ草を踏まないように土手を降りフリーストンにラインを通し一振り。リーダーを見るとだいぶ傷んでいたので交換しました。今年は渓流に通いつめていますのでラインもそろそろ取替え時期かもしれないなぁ。半矢分ティペットを継ぎ足しアダムスを結びます。さて釣りあがります。ヤマメたちのコンディションはすこぶるよかったです。一つのフライめがけて2匹のヤマメが飛びつくほどです。型はさほどではありませんが充分満足できました。本日も大当たり〜!でした。しかし、お気に入りのフライが残り少なくなってきました。フライボックスの中身はもうスカスカです。実は最近フライを捲くのが辛いんですね。ロ○ガンが進んできたらしくてバイスのフライに焦点が合わないんです。あれって不思議ですよね。手前のものに焦点が合わなくて、奥にあるものに焦点が合ってしまいます。フライを振り回して釣りしてる時は問題ないんですが。。。フライタイイングの時は目をこすったり細めたり離したりしてやっと1本フライが出来上がります。次回釣行にはフライボックスを満タンにしてこなければ。。。あぁ〜肩コリそう〜(T〜T)15時30分納竿。

●釣行年月日 2004.05.18(火曜日) 
 河川名称   G川・H川
 釣行時間帯  07:00−11:30
 天気      曇りのち晴れ
 気温      18度
 水温      10度
 釣果      イワナ 35、ヤマメ1
 ヒットフライ    アダムスP#12

  

  

 午前4時半起床。かすみをおこさないようにしたんですが「何処行くの?」との声。「ちょっとそこまでいってくるから。よい子にはまだ早いからおねんねしてなさいね。(^^)」 車に飛び乗りスイッチオン。エンジン始動ヨーシ!セレクトレバードライブセット!発進!アクセル全開!ターボチャージ!北北西に進路をとれ!アイアイサー!目覚まし代わりにFMラジオのボリュームをあげて突っ走ります。あっ!というまに釣り場に到着。といっても2時間はかかってますけどね。釣り人は見当たりません。午前7時入渓、気温16度、水温11度、ときどき強風。入渓地点からしばらく遡行するとヤマメがヒット。ここはイワナの渓流なんですがイワナがかかりませんねぇ何処に行ったのでしょうか?上流に行くと石にビニールが被っていました。そうか!ココはもう堰き止めて干しイワナを抜いてしまったようです。こうなったら釣り場を変えるしかありません。脱渓地点の堰堤下をダメもとでフライを流したらイワナがヒット!結構な引きだったので遡行を続けたら良いか場所変えするか迷いましたが直感を信じて脱渓しました。30分で納竿。車に飛び乗りスイッチオン。エンジン始動ヨーシ!セレクトレバードライブセット!発進!アクセル全開!瞬間移動ワープセット!イワナの楽園にワープ!びゅー!!オイオイ(^^;

  

  

  

 というわけで楽園にやってまいりました。清冽な流れに写る新緑がとても綺麗なところで僕の好きな渓流の一つです。先程の渓流では Para Miyuki 873 07'03" # 3を使用。ここで使うロッドは06’06”と決めています。リーダーは4X9feetのバット部を切り6feetにし、5Xティペットを2feet繋いである薮システムであります。毎回これで良い思いをさせてもらっているのであります(^^)さっそく釣行開始です。ここでの釣りスタイルは石にへばりつく感じになります。時折大嫌いなヘビ君と出くわしますがクリアーな小渓流では石化けなくして攻略は出来ません。我慢しながら匍匐前進です。気温18度、水温10度、風ほとんど無し。コンディションは最高だったのでしょう。12番のアダムスに7寸8寸サイズのイワナ君たちは何の迷いもなくポンポンと出てくれました。蜘蛛の巣がラインに絡みそれを取ろうとしてフォルスキャストを中断してラインを手繰り寄せている時にヒットしてしまったこともありました(笑)次の瀬、次の瀬と遡行していくたびにヒットします。普段なら1時間で遡行してしまう行程を3時間もかかってしまいました。虫も凄かったです。頭上の木の枝を時々釣ってしまったりするんですがその枝を見るとビッシリと虫が付いています。カワゲラのようでした。枝を揺らすといっせいに乱舞していました。よく見ると飛ばない毛鉤もいます。そうめにすとの「○」さんがよく愛用するエルクヘアーカディスに似ていました(笑)川を隠すように樹木たちが覆い被さり、川の周りの石にはミズゴケが生えています。自然のままのこの楽園を大切にしたい。今日は早起きしてよかったぁ〜。11時30分納竿。

●釣行年月日 2004.05.17(月曜日) 
 河川名称   F川
 釣行時間帯  17:00−18:50
 天気      曇りのち雨
 気温      17度
 水温      15度
 釣果      ヤマメ 11、ウグイ 3
 ヒットフライ    アダムスP#12

  

  

  

 雨が降っていたので釣りはあきらめていました。午前中はフライフィッシングのビデオを見て「あぁ〜ニュージーランド行きてぇ〜」と、ため息ばかり。午後、犬の狂犬病予防注射を済ませて帰る途中雨があがりました。ニュージーランドのスーパーレインボーを釣るつもりでイブニングに行っちゃおう。スーパーレインボーのいる川にしちゃちょっとおとなしすぎるけどしかたないか阿武隈の渓流だもんね。ここのサイズは6寸から7寸位。ウグイ君も釣れたりした。夕暮れの中「ヒット!」「ヒャッホー!」「ブラボー!」声だけはスーパーレインボーだった。うぅ〜虚しい。これからはニュージーランドのビデオを見てから来るのはやめようと思った。18時50分納竿。

●釣行年月日 2004.05.15(土曜日) 
 河川名称   E川
 釣行時間帯  11:30−15:00
 天気      曇り
 気温      17度
 水温      10度
 釣果      イワナ 4
 ヒットフライ    アダムスP#12

  

  

  

 吾妻連峰を見ると山頂付近にほんの少しだけ雪が残っているだけだった。これならあそこのイワナが狙えるかもしれない。ALPHAさんと僕はウキウキしながら雪代が終わる時期のイワナの楽園にレッツラ ゴー!。一山越えると奥に見える山はまったく違った風景をみせていました。山頂にはまだ沢山の残雪があります。川の流れは清冽ですが雪代特有の乳白色がかったグリーン色をしています。これだこれだ雪代の終わりも間近いぞ。林道には山菜採りの人たちや釣り人の車があります。土曜日や日曜はしかたないんだよなぁ〜(笑)いつもの場所に到着しました。入渓してみたら思った以上に水量があります。イワナはこんなとき岸際の流れの緩いところに居ます。フライを岸際に流すとギラリと魚体が反転するのが見えました。お!いた。いた。イワナちゃん。ヤマメならここで諦めてしまうのですがイワナの場合は何度も出てくれますので助かります(笑)シーズン初めてのイワナとご対面です。こういうときって嬉しいデス。ALPHAさんも釣り上げてVサインを僕に送ってきます。遡行渡渉するとき流れが強く苦労します。途中には雪渓が残っていました。お昼を過ぎた頃からマスマス水の勢いが強くなってきた様な気がしました。昼食をとりながら下流に移動します。途中にテンバがありました。釣り人のものかと思っていたらなんと山菜採りのご夫婦のものでした。たぶん泊りがけで山菜を採るプロの人でしょう。路肩で素麺を煮ている人。土手を登っていウドを採っている人。突然薮からワラビを握った人が出てきたり、この時期の林道は賑やかです。餌釣りの方に様子を聞いてみると「結構良いよ」と魚篭の中身を見せてくれました。塩焼きサイズのイワナが沢山釣れていました。下流のワラビポイントでスパゲティーを食べてやる気をだして2回戦開始。川原に下りると僕の好きなタラノ芽が沢山あったのでフィッシングベストのポケットに詰め込みます。このテンプラが最高においしい。これだけあればご飯をもう一膳余計に食べてしまうことになるでしょう。(笑)タラノ芽が採れて幸先が良かったのですが、イワナはなかなか出てくれません。流れが速くフライが上手く流れてくれません。どうしてもラインが流れに引かれてしまいます。緩い流れでイワナがフライを追うのが見えました。こんなときは粘ります。フライを変えながら十数回程流してようやくヒットです。まだ早かったかもしれませんね。あと一週間ってとこかな。ワラビを一握り摘んで15時00分納竿。ALPHAさんお疲れ様でしたぁ〜。

●釣行年月日 2004.05.06(木曜日) 
 河川名称   D川
 釣行時間帯  13:30−16:00
 天気      曇り
 気温      12度
 水温      12度
 釣果      ヤマメ 19
 ヒットフライ    アダムスP#12

  

  

  

 ゴールデンウィークも終わり道行く車も少なくなっています。ヤマメたちもヤレヤレと思っているに違いありません。今回は今まで入渓したことのない渓流を釣行してみます。渓流も盛期に入ったのでTMC100の12番でアダムスパラシュートを捲いてみました。ウイングは今までエアロドライを使っていたんだけど水切れが悪くてイマイチだったから、今回は白のカーフテールを使ってみました。これが抜群に良かったんです。矢車草が咲いている土手を降りラインをしごいて一投目。その大きなアダムスをヤマメは派手に出て咥えてくれました。晴れている時よりも今日のような曇りの日が釣りにはとてもよいと思います。渓魚たちの活性も高くなるようだしね。逆光で水面ギラギラ、偏光グラスを使ってもフライが見えないときがあるけど、カーフテールの白は遠くからでも良く見えます。えっ?フライが12番と大きいから見える。それもあるよね(^^; 多くの踏みあとがあるけどそれには全然関係なくヤマメたちはフライに飛びついてくれました。5月という季節は阿武隈山地の釣りはもっとも面白い時期を迎えています。途中の橋のところに、あれま、釣り人がいます。3人脱渓したようです。彼らが先行していたのかな?でもなんであんなに釣れたのかしら???そこを過ぎると反応がますます良くなってきました。瀬を流すとヒット!後ろの橋の上を見ると先ほど脱渓していった釣り人がこちらを見ています。これはちょっと照れます。恥ずかしいのでサッサとリリースして遡行します。護岸してあるところに出ました。護岸の下はエグレがみえちょっと水深がありそうです。ヤマメ達にとっては絶好の隠れ家ですね。2連荘でヒットしました。道路からだいぶ離れたところにはポイントが集中していました。いいとこめっけ!(^^)フッと大きな魚影が浮かび上がってきたのですがすぐに沈んでいきました。きっと大きなアダムスにビックリしたのでしょう。次はフライパッチにある小さなサイズのアダムスを流します。ガッン!とヒットしたのですがバラシ。前回使ったままの針先は甘くなっていたようでした。ガッカリして対岸をみると、梨畑。きれいな花が咲いていました。「気をつけよう甘い針先、絶好ポイント」16時00分納竿。

●釣行年月日 2004.05.03(月曜日) 
 河川名称   A川&B川&C川
 釣行時間帯  7:30−15:30
 天気      晴れ
 気温      17度
 水温      11度
 釣果      ヤマメ 14
 ヒットフライ    クイルボディーP#15

  

  

  

 そうめにすと倶楽部のALPHAさんがやってきた。彼との釣りは昨年の吾妻高原の渓流以来です。その時は大変お世話になったので超スペシャルでの接待となりました。(^^) ゴールデンウィークの真っ只中の釣行なのでいつもより早く入渓しようと作戦をたてました。朝7時に某駐車場で待ち合わせて僕の車で一緒に釣り場に向かいます。入渓地点で即ヒット!幸先がいいとはこのこと(^^)ポイントはもちろん瀬であります。ライズもボコンボコンしています。ALPHAさんはバリバリのテンカラ師。テンカラ師と釣行すると良く分かるのですが水に入らないで岸づたいに出来るだけ魚に近づき芦や石に隠れてソフトにフライをプレゼンします。ヤマメは何の迷いもなくフライを咥えてくれます。まさに木化け・石化けでありますね。僕といえばバシャバシャと流れを横切り魚を散らしていくやり方ですから反省させられます。(^^; 一つ目の渓流を2時間位でクリアー。二つ目の渓流に向かいます。ここも釣り人が入渓している様子はありません。ヤマメの活性も高く面白い釣りが出来ました。僕が流して出なかったところをALPHAさんがテンカラで流すと出ちゃうんだものなぁ〜(笑)この時もう既にALPHAさんはツ抜けであります。ここも2時間でクリアー。土手にワラビを発見。一握りほどの収穫です。今の季節はこれがあるから楽しいね。お昼もまわったので車にもどり昼食です。今日のメニューはナポリタンスパゲティー。その為に新調したテフロン加工のフライパン。我ながら上手に出来たので嬉しかった。美味かったです(^Q^) さて、最後は先行者がいるであろう渓流にあえて挑戦です。渓相抜群、しかし入渓者も抜群に多いのであります。結果はやっぱり難しいね。流れを渡るときもの凄い数のヤマメたちが走るけどフライには全然反応を示さない。これぞ典型的なスレヤマメだね。ALPHAさんは竿抜けを探って次々と追加しトータル24匹。風が出てきたので15時30分納竿。ALPHAさんお疲れ様でした。次は山形釣行よろしく〜(^^)

●釣行年月日 2004.05.02(日曜日) 
 河川名称   Y川
 釣行時間帯  15:30−16:30
 天気      曇り時々晴れ
 気温      8度
 水温      10度
 釣果      ヤマメ 1
 ヒットフライ    ラムズウールカディス#14

 

  

 昼食を食べてラジオを聴きながらのんびりしているとALPHAさんから携帯メールが入った。今年初めてのR川釣行でデカヤマメを釣ったらしい。おっ、なかなかやるじゃん。よしゃー!僕もちょっといってくるかぁ〜。 渓流へ向かう途中、田圃が賑やかだった。田植が始まったらしい。お爺さんから孫まで家族総出で作業している光景を見ていると釣りばかりして遊んでいる僕はなんだか申し訳ない気分になった。農家の皆さま、今年もおいしいお米作って下さいませ。(^人^) 渓流についてみると水がありません。渇水です。上流で灌漑用に取水している為でしょう。ちょっと釣りは無理かな?とはいっても昼過ぎからの釣行なので別の釣り場に向かうには時間がありません。オデコ覚悟で入渓。さすがにヤマメの反応は渋いです。一投目ででなければそこはもうだめ。減水のため石の苔が乾いていたんですね。それに乗って滑った拍子にリールを石に打ちつけてしまいました。ラインを巻き取ろうとするとリールが捲けなくなっていました。ちぇっ!スプールを曲げてしまったらしい。フォーセップで強引に曲がりを直しました。ある部分でブレーキがかかるけど何とかなるだろう。それにしてもヤマメはどこに行ったんだ?魚止めまできてしまいました。堰堤のすぐ下にはテトラブロックがはいっていてそこにヤマメはいるはず。ラムズウールカディスを流すとギラリと魚が反転した。やったぜ!!あれ、やば〜テトラにもぐられてしまったかも。まだヤマメはフライを咥えています。ラインを張ったまま岸沿いを回り込んでいきます。何としてもこのヤマメはとりたいのだ。ヤマメ君も必死だろう。そんなことを考えていたらテトラの隙間にドボン。落ちる瞬間「あれ〜」なんて叫んでいたもんね。だれも見てなかったのでよかったですぅ(^^;)胸まで浸かっての取り込み。執念の一匹。疲れたぁ〜。16時30分納竿。


2004年4月 Fly Fishing Report
渓流に 竿振りまわす 四十路かな

カタクリの花が咲きました。
この花の見ごろは一週間程度しかありません。
渓流に降りる林の中に見つけることが出来ます。
福島県の渓流も解禁!いよいよ本番ですね!!

※渓魚たちはすべてリリースしてますのでご安心を。


●釣行年月日 2004.04.29(木曜日) 
 河川名称   U川経由O川J沢
 釣行時間帯  11:00−17:30
 天気      晴れ
 気温      18度
 水温      13度
 釣果      ヤマメ 33
 ヒットフライ    クイルボディパラシュート#15

  

  

 山は緑が萌えて初々しい感じがする。40代の女性が女学生になった感じだな。(笑) いつもならこの時期にダムからの放水が始まります。おっ平水だ!まだ放水してない。しめた!これなら上流までの遡行が可能です。ヤマメの反応もまずまずで1尾目の写真を撮っていると足元の水が濁りだしているのに気付きました。枯れ草や木の枝も流れてきます。これって鉄砲水の前兆じゃないか。。。放水したのか?やばい、戻ろう! 以前、浪江町の渓流で同じことを経験したことがあります。あの時は遠くで雷が鳴っていました。こっちに雷はこないだろうと思って川原にパジェロをおいて入渓していきました。数時間後、今回と同じように水が濁りだし枯れ草や枝が沢山流れてきました。上流を見ると川の流れに階段のような波が次から次へと押し寄せてきています。僕は危険を感じ、川原を走って走って車にたどり着いたときは川は濁流となり向こう岸へは渡れないくらい増水していました。川原の車を慌てて発進させ道路に上がったとき初めて大変なことが起きていたんだと思いました。この時は上流で集中豪雨があり俄かの増水でした。同じようにダムからの放水も甘くみちゃダメ。緩かった流れが勢いのある流れになると大石が動き非常に危険です。と、いうことでダムからの放水は僕が来るのを見計らっていたように始まったのでした。(^^;Ahaha...zannen....ここはあきらめて11時30分納竿。山向こうの川に移動です。

  

  

  

 ゴールデンウィークも始まりさぞ釣り人がギッシリいるだろうと思っていたらあまり見かけなかったので拍子抜けしました。(笑)これがチャンスなんですよね。ここは春夏秋いつきても期待できる渓流です。先日の解禁オフで栃木のホンダさんに勧められてダイアモンドのフックシャープナーを購入しました。フライを投げる前にお祈りのごとくフックを研ぐと最高の釣ができるんですよ(^^)さすがにこのオマジナイは利きました。通常だと空振りなんでしょうけど何故かヤマメが出ると必ずフッキングします。これには嬉しくなってしまいました。途中でシマヘビが川を横断しているのに遭遇「キャァー!!」蛇を釣ってしまったことを想像すると悲惨ですね。足早にその場を離れました。それとやたら蜘蛛の巣が多かったけどもう釣り人が入っていないのかもしれませんね。こんな沢は要チェックですよ。葦に隠れてキャストすると同じポイントで3尾。一昨日からの雨で活性を取り戻しているに違いありません。ツ抜けで満足がダブル、トリプルのツ抜けとなってしまい大満足。フライフィッシングに大事なコトは丁寧な釣り方を心がけることかも知れませんね。それでも掛からなかったヤマメは沢山いたわけですから夢の釣り場です。写真もツ抜けした頃から撮る気がしませんでした。もうネットは使わないで水中でフックを外してバイバイ。新緑に包まれて本当に充実した時間を過ごせました。17時30分納竿。帰り道にご夫婦か恋人同士かペアのフライマンに出遭いました。ひとり、ひとり、それぞれのフライフィッシング。これは想像以上に楽しい。新緑の林を歩いている僕にスタンド・バイ・ミーが聞こえてきました。きぶん最高です(^^)

●釣行年月日 2004.04.18(日曜日) 
 河川名称   A管理釣り場
 釣行時間帯  09:50−16:10
 天気      晴れ
 気温      20度
 水温      未計測
 釣果      ニジマス&イワナ 13まで数えたけど不明
 ヒットフライ    ヘアーズイアー#12

  

  

  

 楽しかった沿岸解禁オフも終わり、慰労会? この辺りの渓流での釣りは福島在住の僕たちにはいつでも出来るので遠征してこられた皆さんにお任せすることにして、KENちゃん、okaちゃん、tomoちゃん、かすみと僕は最近出来たばかりの管理釣り場に偵察がてら行ってみようとなりました。tomoちゃんの練習にもなるしね。 お客さんは日曜だというのに誰もいません。僕たちの貸し切り状態です。ラッキー!管理釣り場用のロッドがないのでミユキロッドを使いますf(^^; ミユキロッドは次々とレインボーを釣り上げてくれるしファイトにも充分応えてくれました。管理釣り場用のフライなんてあるわけがありません。むかし作ったヘアーズイアーがちょっとフライボックスの片隅にあるのでそれでルースニングに挑戦です。いきなり出てくれたレインボーはミユキロッドを極限まで曲げてくれました。クッー最高です。ネットに入りません。これってどうすればいいの?(^^; かすみも初めて大物を釣り上げました。まだ、リールでのやり取りが未完成でありますがりっぱなレインボーに感激していました。ジャンプ&ジャンプ。リールのドラッグが唸りをあげました。tomoちゃんとかすみのダブルヒット!凄いです。もちろんokaちゃんやKENちゃんも次々とヒット!これぞ入れ食い状態というのでしょう。GENさんとビルKさんも合流。やんや、やんや。あまりに釣れるもんだから13本目まで数えたのですがそれから分からなくなってしまいました。おそらく20本は掛けたと思います。かすみでも5本ですよ。KENちゃんときたら30本以上(^^; tomoちゃんてばこんな釣りを覚えたら恐ろしいことになっちゃうかもね。あまりというかほとんど管理釣り場で釣りをしたことがないのですがこんなに楽しいとは思いませんでした。また、こよーっと! 16時10分納竿。

●釣行年月日 2004.04.15(木曜日)
 河川名称   T川
 釣行時間帯  13:00−15:45
 天気      晴れ
 気温      16度
 水温      12度
 釣果      ヤマメ 3
 ヒットフライ    アダムス#15

  

  

 ヒメオドリコソウが勢いをましてきた。白河からトリさんがやってきた。トリさんはむかしフライマンで釣り場を一緒に巡っていたことがある。けど、いまはルアーマンとなっている。ひょんなことから「フライは面白いからもう一度一緒にやってみないか?」ということになった。フライの道具はロッドだけもっているというのでトリさん用にリールとライン、フライを準備して待ち合わせ場所に向かった。久々に一緒に渓流を歩きながら昔話に花が咲いた。彼の思っているポイントからヤマメが素直に出てくれた。「やっぱりフライフィッシングは楽しいね」と彼が言った。こんな風にしてまたフライを好きになっていくんだろうな。トリさん、また行こうぜ!(^^)
15時45分納竿。

●釣行年月日 2004.04.14(水曜日) 
 河川名称   T川
 釣行時間帯  10:50−15:20
 天気      曇り
 気温      13度
 水温      10度
 釣果      ヤマメ 2
 ヒットフライ    ピーコックP#15

  

  

  

 そうめにすと達がやってきたo(^o^)o
今の時期、山形県の渓流は雪代でゴンゴンの流れで釣りにならないようです。これをそうめにすと達は「雪代難民」というのです。(^^;  そこで山形のPLAさんから阿武隈の渓流の案内を頼むとのお声がかかりました。もちろん、最高の接待をさせていただきます。待ち合わせ時間だけ打ち合わせて、待ち合わせ場所の打ち合わせを忘れました。「しまった!大丈夫かなぁ〜」と思ったんですがそこはやはり清冽な渓流で同じそーめんを食べた仲間ですね、PLAさん、秀さん、佐藤さんと無事合流出来ました。気温13度、水温10度、ヤマメたちの活性も高いようです。4人で釣行開始です。皆さんはバリバリのテンカラ師、三人交互に釣りあがってもらうのですがPLAさんも秀さんも次々とヤマメを掛けちゃいます。凄いです。やはりポイントを知っているんですねぇ。佐藤さんはテンカラを始めて間もないらしいのですが、いきなり四連荘でヒットはお見事です。フライ向きなポイントは僕がいただきます。大石まわりにフライを流すと影から全身を見せてバシッとヤマメが出ました。「でかい!」とそれを見ていた佐藤さんが声をあげます。ふぅ〜なるほどデカかった。またはずしたか。。。なぜか今日ははずれます。ドンマイ。ドンマイ。ヤマメは出てくれるんですが僕のフライにだけに乗ってくれません。 待てよ、なるほど、ヤマメもそうめにすと達の接待しているんだね。(^^)皆さんのヒットをみていると落ち込みの肩が多かったように思います。僕はといえば落ち込みの肩越しに流芯を狙っていたから拙かったのかも知れませんね。ポイントを潰して歩いてたようなものです。そういえば魚影が走ってたよなー。脱渓地点まで来ていったん下流へ移動です。オニギリを食べながら皆で歩いていると渓流沿いの民家のおばあちゃんが「猿に襲われるから」と言っていました。何のことか分からずおばあちゃんの指差す方を見ると大きな猿が奇声を発して屋根の上にいるではありませんか。(@@;ギョエー  僕たちのオニギリをよこせってか?どっかで聞いたような話だな??猿蟹合戦だっけ???後ろを見ると秀さんがオニギリをしっかり隠していました。(^O^;
 次の釣り場では秀さんと佐藤さんの師弟コンビ、PLAさんと僕とに別れて入渓します。この時まで僕だけオデコ。なんで釣れないんだぁ〜。(泣)こういう時って焦りますネ。僕、ガイドなんですがPLAさんにちょっとお願いして先行させてもらいました。釣らないとレポート書けませーん(^^; おかげ様でなんとかヤマメと会うことが出来ました。PLAさんありがとうございました。PLAさん、秀さん、ツ抜け。佐藤さん九ツ。僕、二ツ。
テンカラ恐るべし!! 皆さんお疲れ様でしたぁ〜。雪代おさまったら山形行きますのでスペシャル接待お願いしまーす。 15時20分納竿。

●釣行年月日 2004.04.08(木曜日) 
 河川名称   L川
 釣行時間帯  10:30−12:00
 天気      晴れ強風
 気温      12度
 水温      9度
 釣果      ヤマメ 1
 ヒットフライ    ビーズヘッドニンフ#16



  

  

 雑木林の木々も緑の若葉が萌え始めようとしています。大陸からの空気が流れ込んできてカラッとしていてとても気持ちの良い日なのですが風が強くて釣りにはちょっと大変な日です。ここは昨シーズン調子の良かった渓流なんですが着いてみると、あれま…水がありません。これではヤマメたちもさぞかし難儀していることでしょう。とにかく彼らに逢いたいので入渓しました。水はジンクリアー。匍匐前進で近づきます。水量が極端に少ないのでポイントははっきりしています。ここのヤマメたちは一投目で乗らなければあとは出てきません。これだけ水が少ないのだから神経質になるのは当たり前ですね。しかしこの強風が厄介です。なかなかフライが上手く流れてくれません。上手くフライが流せれば間違いなくヤマメは飛び出してくれるんですがなかなか上手く流れに乗せることができません。絶好のポイントなんですが風のせいでドラッグがかかってしまいヤマメが出てもフライをくわえてくれない。ドライフライのアダムス#15に反応して出てきたヤマメはゆっくりフライをくわえようとしたのですがもうちょっとのところでUターンしていってしまいました。このゆっくり出てくるヤマメってデカイんですね。だいたいパシャ!なんて出てくる魚ほどちいさいもんです。ヤマメたちは自然な流れに乗ったフライは見事にキャッチするんですが不自然な流れかたをするフライには戸惑いすぐに餌ではないと見破ってしまいます。底のえぐれのあるポイントに出ました。一投目。魚が走りました。水面を叩いてしまったようです。気を取り直して二投目。底からダッシュしてきたヤマメがフライをくわえました。ハッ!と思って合わせるとガッン!と衝撃がありヤマメがキラキラ水の中で暴れています。ティペット切れです。あぁ〜もぉ〜くやしぃったらありませんね。ポイントポイントで必ず一度出てくるんですがすぐに魚たちに見切られてしまいます。風よ止んでくれー!!魚止めでも見切られて今日はオデコか。。。悔しいからビーズヘッドニンフ#16とインジケーターをつけて堰堤下を流したらなんと ヒット! オデコをなんとか免れました。と、いうわけで今日はヤマメ達に見事に遊ばれてしまいました。雨が降り増水したら君も油断するだろう。その時リベンジに来るから待っているようにヤマメ君。この川に沿って灌漑用の水路が掘られています。水路にもヤマメが泳いでいるのには驚きました。その水路に沿って小道が続いています。そこの土手には今タンポポ、イチリンソウやニリンソウ、カタクリやアズマイチゲが咲き乱れています。僕はこの季節が好きだな。 12時00分納竿。

●釣行年月日 2004.04.03(土曜日) 
 河川名称   Y川
 釣行時間帯  14:00−15:30
 天気      曇り
 気温      9度
 水温      6度
 釣果      ヤマメ 3
 ヒットフライ    アダムス#15

 

  

 かすみから「ちょっとアンタ!いくらなんでも釣りに行きすぎじゃないの!」とお叱りを受けた。「ちゃんと釣りした後は仕事して、釣り、仕事、釣り、仕事、釣り釣り、仕事、釣り釣り釣り、あれれ?釣りが多いかな。。。でも上手くいってるじゃないですか。」かすみいわく、「家事もちゃんとやりなさい」とのご指摘を受け午前中書類等を整理していたらokaちゃんからの釣りに行くとのメールが入ってきちゃいました。かすみは幸いにも出かけています。それでは「いってきまーす!!」 さすがに土曜日です。渓流沿いを走ると釣り師が入っています。よさそうな場所に車を止めて、上流まで偵察にいって戻ってきたら釣り師が入っちゃってんの。(^^;オイオイ 場所取りで喧嘩してもしょうがありませんね。もう一度車を走らせて適当な場所を見つけて入渓しました。土手にはアズマイチゲが咲いていました。水の感覚が解禁日と違います。前日は大荒れで山沿いは雪と雨が降りました。そのためでしょう水温が下がり水量も15cm位増水しています。チビヤマメたちは相変わらず元気一杯でフライにアタックしてきますがアベレージサイズ以上のヤマメたちはこの状況ではちょっとやる気を失っていたようです。雨がパラパラ降ってきました。今日はお終い!しかし、okaちゃんはどこ行ったんだ? 15時30分納竿。
 帰り道車を走らせているとokaちゃんから電話がありました。山の向こうで釣りしていたようです。今回はすれ違いの釣行になってしまいましたが次回は一緒に釣ろうぜ!o(^^)v

●釣行年月日 2004.04.01(木曜日) 
 河川名称   M川
 釣行時間帯  10:45−14:15
 天気      晴れ 強風
 気温      13度
 水温      7度
 釣果      ヤマメ 9
 ヒットフライ    アダムス#15

  

  

  

 ココにくる途中釣り師の車と思われるのが数台あった。案の定、渓流を見ると、やってる、やってる。さすがに解禁日です。あられ駐車場が空いています。「あれっ、うれしい〜!!」たぶんココにも釣り人が入っているだろうと思って来たんだから空いていれば嬉しいに決まっています。 待てよ。。。もしかしたら今しがた釣り師が脱渓したばかりなのかも、それじゃ釣れないでしょ。運悪いね。まっ、いいかぁ。竿抜けしたところを探ればいいだけのことです。解禁日にロッドを振れるだけでも良しとしなきゃね。あられ駐車場に車を入れ仕度を終えて渓流に下りました。渓流を渡ってくる風はかなり強いです。この風ではたいていの釣り師はあきらめて帰ると思います。これは運がいい?初遡行の前に渓流にご挨拶「おーーい!今年もよろしくなぁーー。」ウグイスがケキョケキョと返事した。流れを見ると十分に遡行できる水量。昨年は何年かに一度という多量の放水で増水しっぱなし。ひ弱な僕は流されそうで怖くってあまり釣りを楽しむことが出来ませんでした。今の時期のこの水量がこの川の本当の姿だろうと思います。フライを流すたびにヤマメたちが挨拶にやってきます。ポイントはあまり変わっていません。しかし、どれも可愛いヤツばかり。道からはずれたところ、というか入渓に困難そうなところはでレギュラーサイズが釣れ始めてきました。やはり竿抜けしていますね。と、ここまでは調子が良かったんですけど、風にあおられてフライが木の枝に絡んでしまい石に乗って外そうとしているとバランスを崩して撃沈です。例えるとプールで横泳ぎをしている感じですね。冷たかった(^^; 幸いベルトをしていたのでウェーダーの中に水は浸入してこなかったものの上半身左側がズブ濡れ状態。もうやめようかと思ったのですが道路は遥か頭上で前に進むしかありません。しかたなく遡行していると絶好のポイントがあらわれました。「ヨッシャー」気を取り直してフライを流します。。。風が止みました。すると突然大風が吹き流していたフライが空中に舞い上がりました。その時川底から大きな影が浮いてきたのです。「あっ、来るぞ!」舞い上がったフライが又水面に落ちたところで大きな影が反転してロッドが大きく曲がりました。渓流には精霊がいる。「やったぜ!今年は運がよさそうだよ〜」とひとりで納得です。もうこのヤマメで十分でした。(^^) 14時15分納竿。
 途中で軽トラのオジサンに「釣れたかね?」ときかれた時、僕は左手の親指と人差し指を突き出して「こんくらいのでした。」と答えた。「そうか大きいのはいないか。」と手を挙げていってしまいました。その車を見送りながら思ったんですが、結局、運が悪いことばかり続かないってことよ。気分最高っす。(笑)



2004年3月 Fly Fishing Report
渓流に 竿振りまわす 四十路かな

2004年渓流シーズンが始まりましたね。
まず解禁したのは阿武隈山地最北端宮城県南部。
さて、ボチボチといきますか〜

丸森のネコヤナギ

※渓魚たちはすべてリリースしてますのでご安心を。


●釣行年月日 2004.03.30(火曜日) 
 河川名称   D川
 釣行時間帯  09:50−12:00
 天気      曇り
 気温      22度
 水温      8度
 釣果      ヤマメ 6
 ヒットフライ    ソラックスダン#17

  

  

  

 カタクリの花が咲きました。昨日ほど気温が上がっていませんが暖かい日です。別の川を見てきたんですが水温が上がったせいかアオミドロが発生していました。本命の川に向かいます。こことても綺麗な流れです。入渓してまもなく足元に魚がいるではありませんか。ネットですくい上げるまで逃げません。大きなカジカでした。こんな清流だからいるんでしょう。小さい頃にはよく目にすることが出来ましたが、今ではなかなか見れませんね。渓相は抜群なんですが釣り師が多く入渓するので難しいところです。比較的大型のヤマメがいます。コイツを相手にするわけですからニコニコして帰れたりショボンてなこともあるわけです。やはり、ヤマメは素直に出てくれません。作戦を変更してティペット5Xを3feet、それにティペット6Xを3feet繋ぎます。フライはソラックスダン#17。普段なら手前の流れを狙うのですが、今回はその奥の流れを遠投で狙います。手前の落ち込みは狙わず上の落ち込みを狙っていきます。ヤマメはゆっくりボコンと出てフライをくわえてくれます。ロッドがグーンと大きく曲がりました。ヤマメ攻略まずまずの結果でした。車に戻ってワンバーナーでラーメンを作りながら空を見上げたら一雨来そうな空模様になっていました。温かい雨が降ればヤマメたちの活性もあがるでしょう。かすみが作ってくれたオニギリを食べながら、いよいよ解禁する福島の渓流を思い出していた。 12時納竿。

●釣行年月日 2004.03.29(月曜日) 
 河川名称   G川
 釣行時間帯  12:00−14:00
 天気      晴れ
 気温      23度
 水温      8度
 釣果      ヤマメ 4
 ヒットフライ    ビーズヘッドニンフ#16 アダムス#17

  

  

  

  土手には土筆が生えていました。気温23度。初夏?を思わせるような日です。車の窓を全開にして山道を駆け抜けます。先日あったフライマンからの情報で西の渓流がいいらしいのです。むかしむかし、この辺りは合戦場でした。それも激戦だったようでたくさんの武者が息絶えたところです。ここは、その落ち武者の亡霊が出ると地元で噂されているところです。 ギャー!!渓流に下りたとたんシマヘビが石の上で日向ぼっこをしているではありませんか。やっぱりここは雰囲気あります。水温8度。僕のデーターによると水温的にはドライで爆釣なのですが、やはり昨日は日曜日で沢山の釣り人が入ったのでしょう。フィッシングプレッシャーはかなりのものです。それに水が澄みすぎています。ストーキングには気を使ったつもりなんですがどんなに注意してもドライにはまったく反応してくれませんでした。おもいきってドライからニンフに変えてみました。すれっからしのヤマメも口先に餌が流れてくれば反応せずにはいられないでしょうから…なんて思っていると、ヒット!なるほど、ビーズヘッドニンフ恐るべし。ニンフで3尾と遊んだところで砂防ダムに着きました。ここはドライで攻めます。立ち込めるところまで行って落ち込みを狙います。ちょっと誰かに足を引っ張られそうで怖いんですが(^^; ダウナーップ、ダウナーップ、ダウナーップ、シューート。一投目でバシッ!と出てくれましたがヤマメは乗ってくれませんでした。こういうのってクヤシーですね。めげずにシューート。二投目でヒット!引きが強いぞ!大物だぞ!と思ったのも束の間、背びれにスレがかりでした。まっ、いいかぁ〜 14時納竿。
なに?イブニング??僕はここでは絶対にしましぇん。陽の高いうちにサッサと帰ります(^^;

●釣行年月日 2004.03.26(金曜日) 
 河川名称   C川
 釣行時間帯  12:00−14:30
 天気      曇りのち晴れ
 気温      11度
 水温      6度
 釣果      ヤマメ 3
 ヒットフライ    アダムス#17

 

  

  

 梅の花って赤と白がある。今日見つけたのは紅梅と白梅の咲き分けだった。紅梅と白梅が一つの樹に咲き誇るって素晴らしいです。
 なんといったらいいのか。面白くないことが続くな…Aさんに教えてもらった場所が違ったらしい。Aさんにあって問いただしたらもうちょっと上流だという。釣り師は自分の釣り場を教えないと言うが本当らしい。めげるもんか!と、上流へ向かった。なるほど渓流に下りてみると車からの眺めとは違い大物の気配がした。僕の場合どこでもそう思うんだけどね(^^; しばらく釣りあがってみたが反応なし。やっぱりとの思いがした。渓流の枝を釣ってしまい四苦八苦していると上流に人の気配。あれ?先行者がいたのか。これでは出るわけがありませんね。(^0^)
その人にご挨拶して情報を聞くことにしました。ようやく追いついてしばらくお話をすることができました。彼は地元のフライマンでウェットが大好きで今日は様子を見に着たとのことでした。ここは黒系統のウェットがいいらしい。それと、今日は水が澄みすぎているし渓魚が緊張気味。雨が降って増水した頃が大物の出番なのだそうだ。あれやこれやと釣り場の話をきき大きな収穫があった。ポイントとしてはここらあたりがもっとも可能性が高いとのこと。次回は尺ヤマメでっせ。(笑) Aさんがいっていた場所はまさにここかもしれない。いいことを聞けた。地元でフライをやっている人っているんですか?の問いに、数人いて渓流を大切にしていますとのお答え。放流もしているとのこと。この川に放流を続けているグループは知っている。ありがとう!またどこかであったらよろしくと別れた。同じ感覚をもった人って気持ち良い。情報をもとに上流を遡行しました。案の定、チビヤマメがヒット!君はきっと尺ヤマメになり僕と遊ぶだろう。そのときまでバイバイ! いつものお地蔵さんにご挨拶して14時30分納竿。

●釣行年月日 2004.03.24(水曜日) 
 河川名称   R川
 釣行時間帯  08:30−10:30
 天気      曇り
 気温      6度
 水温      5度
 釣果      ヤマメ 8
 ヒットフライ    アダムス#17→ビーズヘッドニンフ#16

  

  

  

 前回釣行から1週間が過ぎちょっとストレスがたまったかなぁ。お彼岸はあっち行ったりこっち行ったりで忙しかったしね。峠のお地蔵さんは前掛けを新調したようだった。でもね、なんで前掛けの下が女性もののブラウスなんだろうか?ちょっと色っぽくていいけどさ。川の水は思ったより冷たかったです。気温も6度と低く、また冬に逆戻りしたようです。ドライフライで反応をみましたがヤマメたちは関心がないようです。こうなったらニンフにチェンジです。ビーズヘッドニンフをセッティングし流れが早いのでショットを一粒かませました。再び遡行開始。絶好のポイント発見。倒木の近くにニンフを送り込むとインジケーターが消しこみました。「そうか!今日はニンフで良いってことなのね。」ひとりニヤニヤしながらリリース。次に上流の大石の周りの深みにニンフを送り込みます。インジケータはティペット直結で結んであります。直結なのでとても反応がいいんです。すぐ消しこみアベレージサイズがヒットしました。素晴らしい〜。
Para Miyuki 783 06'06"は僕のお気に入り。ググッとロッドが曲がる。たまりませんねぇ〜。水温が低いからヤマメたちは流芯に出てきていないんでしょうね。たぶん。倒木の影、大石の影からヤマメがアタックします。葦原のエグレが出てきました。出る場所がわかればもうこっちのものです。ポイントを狙い撃ちです。流れが緩くなってきたところでショットを外し釣りあがります。こうなるとほとんどドライ感覚での釣りです。こういうのって好きだなぁ。ココにいると思ってフライを流すとヤマメが出てくれます。これは最高に楽しいし嬉しいです。橋下で落ち込みを直撃して追加。橋から川を見ると岸側の流れの緩いところにヤマメたちが沢山溜まっていました。きっと急な水温の変化に戸惑っているのでしょうね。うぅ〜さぶ! 10時30分納竿。

●釣行年月日 2004.03.17(水曜日) 
 河川名称   P川
 釣行時間帯  11:30−13:15
 天気      晴れ
 気温      23度
 水温      9度
 釣果      ヤマメ 6
 ヒットフライ    アダムス#14

  

  

  

 街で渓流会のAさんにバッタリ会って携帯電話に保存してある尺ヤマメの写真を見せられた。解禁日に某渓流でゲットしたらしい。クッ〜クヤシー!「ねぇどこ?ここどこ?ねぇ〜。」と、しつこく迫った末にようやく情報を聞き出すことに成功。早速釣行することに。。。この日は気温がグングンと上がり入渓時には20度を越えていました。フリースは車に脱ぎ捨てて軽快に釣りあがります。陽射しが暖かいです。土手にはオオイヌノフグリの青い花が一杯咲いていました。水温も9度と前回よりも随分と上がりました。それにとても流れが澄んでいて綺麗でした。大物の期待大です。クリーム系のパラシュートをパイロットにして釣りあがったのですが上手くヒットしてくれません。じつはこれバーゲンで買ったフックに捲いたフライなのでなんとなく気に入らないんですね、僕もヤマメも。やっぱりこれからは自分のお気に入りのフックを買いましょう。定番アダムス#14がフライボックスにあったのでそれを使います。一投目から乗ってくれました。この感覚ですね。これを覚えちゃったらヤマメ釣りはやめられません。底にはヤマメが好きそうな石がゴロゴロあるし両岸の葦の下のエグレなんか絶好の付き場ですね。ここは以前入ったことがあるのですが、その時は雨上がりで増水していて、太い流れで足をとられ危うく「沈」しそうになったことがあり危ない場所と認識していました。ところがドッコイ!ここはパラダイスだね(^^) しかし、今日はお弁当を持ってきていませんでした。ハラペコには勝てず、尺ヤマメに未練を残しながら13時15分納竿。 青い空には2本の飛行機雲。あぁ〜気持ちいい!

●釣行年月日 2004.03.14(日曜日)
 河川名称   K川
 釣行時間帯  10:30−15:30
 天気      晴れ
 気温      13度
 水温      4度
 釣果      ヤマメ 1
 ヒットフライ    ビーズヘッドニンフ#18

  

  

  

 菜の花が咲いた。今日はKENちゃんとオフの打ち合わせの日。12時の待ち合わせにはまだ時間がある。ちょっと寄り道して支流に入渓。渓流沿いには沢山の車があった。その近くの谷をのぞいてみると釣り師が必ずいるんだものね〜さすが日曜日です。釣り場を探すのは至難の業です。こんな時はいつも自分が思うことのぎゃく逆で行くことにしています。普通の釣り師なら右へいく、それじゃ〜左に進みましょう〜ってな具合です。それに釣り師が入ってしまっていても必ず竿抜けがあると信じることにしています。そうでないとやりきれないでしょ(^^; 水温4度。暖かい日が続いたのですが水温はまだ上がっていません。ビーズヘッドニンフで探りを入れます。一投目ちょっとポイントからはずれましたがインジケーターが消しこみました。インジケーターがググッと水中に引き込まれるのを見るのは快感です。きっと竿抜けしていたんでしょうね。ラッキーでした。しかし、やはり後が続きません。タイムUPで一時納竿。KENちゃん猫のブーちゃんと合流して蕎麦を食べながら近況報告となりました。下流に移動し再び釣りをしたんですが、先ほどと同じように先行者がいたようで思ったようにヤマメたちは出てくれませんでした。ちょっと残念ですがまたの機会にご案内することとして14時再び納竿。もっと下流に移動です。釣り場に着くと、おや?まぁ!okaちゃんとtomoちゃんがフライロッドを振っているではないですか。「おぉーなんて偶然なんだ!!」 KENちゃんと僕は顔を見合わせてしまいました。(大ウソ(笑)) 僕たちがそばに来ているのを、まだ、二人は気付いていません。それではと、挨拶代わりにKENちゃんがフライを流しているポイントに石を投げました。(--; オイオイ。 これは本当に仲の良い友達だから出きるご挨拶。(※良い子は真似しないように…。) と、いうわけでちょっとしたミニオフ風なりました。コーヒーを飲みながら近況報告や歓談となり楽しい時間を過ごしてきました。okaちゃん、tomoちゃん、KENちゃん、ブーちゃん、楽しい時間をありがとうございましたぁ〜。また、会おうね〜。15時半、本当に納竿。

「菜の花オフ」としましょう。

●釣行年月日 2004.03.09(火曜日) 
 河川名称   N川
 釣行時間帯  11:30−14:30
 天気      晴れ
 気温      8−4度
 水温      4度
 釣果      ヤマメ 11
 ヒットフライ    パラシュート#16

  

  

  

 昨夜は「ビーズヘッド恐るべし!」と呟きながらニンフを5本捲いた。今日、それを流していたら「今日は暖かいドライだよ」とインジケーターをヤマメがつついた。土手を見るとふきのとうが顔を出していた。フライをニンフからドライに変えた。元気なチビヤマメがスレでかかった。僕の腕が悪いのか、ヤマメがへたくそなのか。「お互い様だろ。」とチビヤマメが言った。アベレージサイズが釣れた。気温が上がってくると型が段々よくなってくるね。この雪が融けると本当の春の到来だ。さっき、流れに足をとられて膝を強く打ってしまった。今シーズンはよく転ぶ。今日はもうお終いってことかな…帰り道、ヤマメの数だけふきのとうを摘んだ。ほろ苦いふきのとうのテンプラ、おいしいだろうな。 14時半納竿。

●釣行年月日 2004.03.08(月曜日) 
 河川名称   B川
 釣行時間帯  14:00−15:00
 天気      曇り
 気温      3度
 水温      3度
 釣果      ヤマメ 8
 ヒットフライ    ビーズヘッドニンフ#18

  

  

 ビーズヘッドが先日の釣行より頭から離れなかった。仙台の仲間たちにあった時に、僕はドライで反応なし。彼らはビーズヘッドニンフでの釣りでそこそこいっていた。今日はあの日の仙台の仲間たちが使っていたニンフを3本捲いてきた。ドライで出ない奴らを引っ張り出すのはビーズヘッドしかないと思ったんだ。ビーズヘッドニンフ#18。今日はこれを試すぞ!! しかし、浜通りに大雪が降った二日後の釣行。山は雪景色だった。条件が悪いように思えた。川原の道は雪でフェルト底の靴には相性が悪い。滑ること、滑ること、2度でんぐり返った。ダウンパーカーを着込んだ僕は、まるで小さい頃やった「亀さんが転んだ!」て感じだった(笑) ヤマメのいる場所はわかっているつもり。ポイントにニンフを投げ入れるとインジケーターが沈んだ。どうやらヤマメたちはビーズヘッドが好きなようだ。(^^)ニター Hiroさん、クリッパーさんありがとう!ビーズヘッドバンザイ!!渓流を渡る風はまだ冷たい。でも、次回が楽しみ15時納竿。

●釣行年月日 2004.03.05(金曜日) 
 河川名称   W川
 釣行時間帯  12:00−14:30
 天気      晴れ
 気温      7度
 水温      3度
 釣果      ヤマメ 2
 ヒットフライ    パラシュート#14(ホワイト)



  

  

四捨五入するとみんな五十路かなぁ〜

 あるフライマンから釣るたびに魚の写真とってホームページに載せて楽しいいですか?そんなに魚を傷つけて楽しいですか?なんてメールをもらいました。えー、そこで一言。僕のフィールドは僕自身なのだから大切にしています。君も自分のフィールドを大切にしてくださいね。(^^)

 さて、梅の花が段々大きくなっていく。いいなぁ〜春は。さっぱり出ないと思ったら餌釣り師が先行していたようだ。もう少しよい時期になれば餌釣り師が入ろうがフライマンが入ろうがルアーマンが入ろうがお構いなしのヤマメ達にあえるんだけどね。そんなことを思っていたら頭の上で声がした。ありゃ〜Hiroさんにクリッパーさんじゃないの…平日なのに二人とも仕事はどうしたん?みんな渓魚が好きなフライマンだものしょうがないかぁ(笑)情報交換しながらあっちこっちと釣り歩いた。折角きたんだから今シーズンまだ僕も入っていない取って置きの場所を二人に教えてあげた。いつも思うけど釣りのスタイルってみんな違う。そこがまた楽しい。何故って?ファッションからしてなるほどと思ったり、使っているタックルやシステム、こだわりのフライ、渓魚への思い、それぞれで納得できるからかな。一緒に渓流に入れば共鳴してしまう。やっぱりそれが楽しい。実際にそれを楽しんでいるフライマンも僕の周りには沢山いる。僕は誰の為にでもなく自分の為にフライフィッシングを楽しんでいる。フライフィッシングは僕にとってこの上ない遊びなんだよね〜。
 今日は午後12時過ぎ気温7度になった時点でドライフライへの反応が出ました。先行者に悩まされながらの残念ながら2匹の釣果でした。14時納竿。その後途、仙台の皆さんに合流して勉強させていただきました。僕は解禁以来ドライでの釣りでしたが彼らはニンフ。初めての経験だというクリッパーさんの2連続ヒット!脱帽です。僕も次回からはニンフにしよう〜っと。Hiroさんクリッパーさんお疲れ様でした!

●釣行年月日 2004.03.02(火曜日) 
 河川名称   S川
 釣行時間帯  12:30−14:00
 天気      晴れのち曇り
 気温      2度
 水温      3度
 釣果      ヤマメ 7
 ヒットフライ    パラシュート#14(ホワイト)

  

  

  

 途中の梅林の花も咲き始まった。今年は早いと思ったら昨年が遅かっただけらしい。遊漁券売り場にまずは直行。昨日の解禁の様子を聞く。上流では魚の数より釣り人の数が多かったと管理人さんは興奮しながら話してくれた。毎年ここで年券を買うことにしている。今年から2500円の年券が4500円になった。20年も値上げなんてしなかったのに残念だね。それにいつもなら券の番号が10番以内なのだけれど今年は57番。解禁日2日目にしてこれは異常じゃない? さて、今シーズン初めてのヤマメたちとの遊びだからのんびりいこうか。ウェーダーを履きシューズ、スパッツを付け、ベストを着る。毎年変わらないシーズン初めの入渓場所だ。「今年もよろしくな!」誰もいない渓流に話しかけた。硬く乾ききったシューズは水を吸って徐々に足になじんできた。石に座って紐を結び直した。気温2度。水温3度。さっきまで晴れていたが雲が多くなってきたようだ。少し歩いて見たが歩きよさそうなところはすべて釣り人の足跡があった。それならばと下流に降りていった。今日の水温では流れの緩やかな日当たりの良いポイントを探してフライを流すと良いかも…と思った。反応がイマイチだな。フライを茶系から白系にチェンジ。小さなヤマメが飛び出した。ちょっと泳がしながら寄せた。「春は白系だね。ヤマメ君!」ヤマメを川に帰した。水が冷たかった。落ち込みから白泡が切れるところの反応も良かった。そんなポイントばかりを釣り歩いた。それにしても寒い〜。昼にかけて気温が上がるだろうと思ったのだけれど今日はこれが限度か。元気のいいチビヤマメばかりと遊んだ。こんな寒い日、大物は底でジッとしてるんだろうね。14時、山の方から雪がチラホラ飛んできた。寒さに耐え切れず納竿。




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