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2007年6月 Fly Fishing Report
渓流に 竿振りまわす 五十路かな

渓流から見上げる空はすでに夏のブルー。
森羅万象、すべての生物が生命を謳う季節。
今年の梅雨は遅れていぎみ。さて鱒達は。。。

※渓魚たちはすべてリリースしてますのでご安心を。


●釣行年月日 2007.06.13(水曜日)

 河川名称   i 川
 釣行時間帯  10:00−14:30
 天気      晴れ
 気温      26度
 水温      14度
 釣果      イワナ 3尾
 ヒットフライ    コーチマンパラシュート#13

 朝5時、起床。珈琲をゆっくり飲んでいる暇はない。すでにシーズンインしているだろうあの渓流へ今日こそ行く。サンドイッチとオニギリをバックに詰め込んで車に飛び乗った。自宅から3時間。イワナの聖域は遠い。


 このところ夏日が続いていた。今日も福島市内では気温が30度を超える予報。渓流に着いてみると陽射しは強いけれど森林と渓流の効果なんだろうか?とても過ごしやすい。風が気持ちよかった。水温14度。気温は21度。太陽燦燦、まだこれから上昇するような気配だ。水量が少ないような気がするのは気のせいか?途中で日釣り券を購入したら今年から値上げ。昨年までは500円だったのに今年から千円也。漁協さんも大変なんだろうね。僕にとっては千円出しても惜しくない渓流なのでニコリ(^^)と笑ってお支払いしました。

 今年は雪解けが早かった。いつもなら途中の池で見られるカエルの卵がもうなかった。もう森にはカジカが鳴き夏の様相を見せている。林道を歩いていると山菜取りの人が熊除けの鈴を鳴らしながら山を登って行く姿があった。ネマガリタケでも採っているんだろう。ここの樹にはいつも生命力を感じる。雪の重みで根元が大きく曲がっている。雪が凄いのか、この樹が凄いのか。。。

 いつもの橋の所から入渓。河原に降り立つと清冽な流れ。これを見ると、きてよかったと思う。いつもこのポイントで1尾掛かるはずなんだけれど今日はイワナ君がお出かけのようです。さっそく釣りあがっていきます。

 フライはコーチマンP#13。ロッドはPara Miyuki 873 07'03" # 3。このイワナは精悍な顔付きしてました。尾びれの切れが渓流での生活を表しているようです。

バックに見える瀬から出てきました。アベレージサイズのイワナ、とても綺麗です。

 ストマックです。手前の黒いのはピーコックPでドンピシャ!すでにテレストリアルの季節なんですね。遅いわけです。

 しかし、本日はイワナ君の機嫌が頗る悪かったようで後が続きませんでした。ここではこれが最後。思案した結果、このままでは情けないので沢を変えることにして移動することに。。。

 林道を移動途中、愛車ヴィッツの底を思いっきり擦り付けてしまった。後で見てみたらバンパーに凄い傷が(泪)やっぱりオフロード車に変えようかな・・・

 沢がえして一投目で釣れたイワナ。しかし、しばらく釣りあがってはみたもののここでも後が続かなかった。この林道は行き止まりでまったく人なんか入っていないのに釣れないということはイワナがの個体数が少ないってことだよね。沢選びが間違ったかもしれない。今日はあきらめ14時半、納竿。

 村の村社。お参りしてきましたよ。次回は釣れますように・・・ってね(笑)



2007年5月 Fly Fishing Report
渓流に 竿振りまわす 五十路かな

新緑の山、心地よいリズムを奏でるせせらぎ・・・
穏やかな流れに身を任せていた魚たちも瀬に出てきました。
本格的な渓流釣りの季節がやってきました。

※渓魚たちはすべてリリースしてますのでご安心を。


●釣行年月日 2007.05.22(火曜日)

 河川名称   h川
 釣行時間帯  12:30−15:30
 天気      晴れ
 気温      23度
 水温      13度
 釣果      イワナ12 ・ヤマメ1
 ヒットフライ    アダムスP#13・コーチマンP#14

 イワナの里はもうシーズンに入っているはず、イワナが釣りたいなぁ。そう思ったら、もうとまらない(笑) 気付いたら、車に釣り道具を放り込んでイワナの住む渓流に向かって車を走らせていた。毎年、今頃から僕のイワナの釣りが始まる。今年は雪代が少なくイワナの情報が早くから入っていたんだけど、なかなか釣りに出かけられなかった。地元の渓流の水温は18度位になっている。けど、ここの水温は13度。現在、気温23度、水の冷たさがウェーダー越しに心地よかった。静寂の中、せせらぎの音だけが聞こえてくる。この渓流が好きだ。

 フライボックスにアダムスPが一本だけ。「どうしようか?」これは奥の手ということにして使わない。フライパッチにある使い古しのアダムスPにフロータントをたっぷりつけてティペットに結びました。さて、今日のイワナくんのご機嫌はどうだろうか?何回かフライを流した。イワナは出てくれるんだけれどかからない。僕のアワセが早かったのかもしれないな。ヤマメばかり釣っているとどうしてもアワセが早くなってしまう。だから、イワナを釣り始めると出るけどかからないんだと思う。アワセのタイミングさえ合えばなんとかなるはずなんですが・・・この時期には、よくあることです(汗) で、ようやくイワナくんとご対面出来ました。

 石がポンポン、ポン。と、とても上手い具合に入っていてイワナにとっては最高の住処です。イワナ釣りは石を釣れと言います。こういった場所で腰を落としてロールキャストしフライをポイントに流すと、ほら、釣れました(^^)頭上は木々が覆いかぶさっていますから注意しなければなりません。ショートロッドが活躍します。使っているロッドは「Miyuki-Rod Pare Miyuki783 06'06"#3」釣り味が最高でこんな感じの釣り場で大活躍する僕のお気に入りです。

 少し上流に来たところで小さな堰堤がありました。田んぼに水を引くための取水堰だと思います。ここではイワナのライズが見られました。水面と同じ高さに目線を持っていくと、たくさんの虫が飛んでいました。ここでは3尾のイワナと遊べました。じつは、今回の釣行から自作ネットを使い始めているんですよ。このネットには紛失しても見つかるように自分の名前と電話番号入れました。渓流で見つけたら連絡してくださいね(笑)

 上流になるにつれてイワナの型が良くなってきました。釣り上げられたイワナはビックリ顔。お口をあけているので、ちょっと失礼して、どんな虫を食べているのかストマックさせてもらいました。ストマック後は、即、リリース。イワナくんありがとうね。

 大きいですね。カワゲラでしょうか?黒毛ばりが利くわけですね。

 こうして薫風の中を釣り歩くことは、とても気持ちがいいよ。山を見れば萌えだした樹木の葉が鮮やかで素晴らしい。川の流れは澄んでいてイワナが遊んでいるのがわかります。こうして自然の中に身をおいてみると、自然の偉大さがわかりますよね。春の来ない冬はない。厳しい冬は人なんか絶対寄せ付けようとしないところなんですが、春になれば早く来いと呼んでいるみたいです。あれ?上流でまた呼んでいるようなので、もうちょっと遡ってみます(笑)

 信頼のおける残り少ないアダムスPをアワセ切れでなくしてしまいました。捲いておけばよかったなと思ってもあとの祭り。ティペットを取替えて最後のアダムスPをフライボックスから取り出して結びつけました。他のフライではダメなんだよ。これがなくなったら今日の釣りはお仕舞いにしよう。イワナの型はドンドン良くなっているような気がするのだけどフライがなくてはしょうがない。

 ここ、イワナの好みそうなポイントです。中央の石の下から出てきました。釣果をあげるコツ!それはポイント上にどれだけフライを長い時間浮かべておくことが出来るかだと思います。フライさえイワナに見せることが出来ればイワナはそれに応えてくれますよ。釣果があがらないのはすぐにドラッグがかかってしまうようなフライの流し方だからでしょう。僕もこれで悩みます。こういった藪沢ではロッドが十分振れません。だから、リーダー&ティペットを短くしてしまいます。するとドラッグかかりまくりです(^^;これが克服できればイワナはバンバン釣れます。

 この日のMAXイワナ。窮屈なアクリルケースに入れるのが大変でした。イワナも必死なのだからしょうがないよね。イワナの写真も撮れたし、アダムスもこれで終わり、上流はまた今度ということで引き返すことにしました。本当に魚影の濃い素晴らしい渓流でした。

 帰り道、下流部の堰堤上でライズを見つけました。ライズ、大きな魚体・・・フライマンならこれはほおっておけないよね(笑)静かに堰堤に下りて匍匐前進。石の影からコーチマンパラシュート#14をライズのあった辺りに流しました。バシャ!と一発!走る、走る!これはヤマメだね。慎重に、慎重にやりとり。で、大きいのか?


 ネットにおさまったヤマメ。よく引くと思ったら胸鰭にスレてました(笑)とりあえずかかったんだからヨシとしましょう。でも、いいすね、このヤマメ。体高のある立派なヤマメです。惚れ惚れします。皆さんも、ライズみっけたらかならず挑戦してみましょう。(^^)

 渓流の土手には春の花。春の花ってシルエットがきれいだから好きです。オオイタドリが、もうすっかり大きくなっていてところどころ渓流が見えなくなってきています。こんど来るときは渓流一面に葦が生えちゃってるだろうな。そして、どんな花が咲いているんだろうか・・・また、楽しみにしてくるよ!

 イワナも釣れたし、蕨も採れました。Miyuki-Rod に自作ネット、それとワラビを持って満足、満足。15時半、納竿。

●釣行年月日 2007.05.04−05(金・土曜日)

 河川名称   f & g川
 釣行時間帯  14:00−17:00・10:00−15:00
 天気      晴れ
 気温      22度以上
 水温      17度
 釣果      不明
 ヒットフライ    アダムスP#13

 本日は五月晴れ。東京からかっちゃんと琥珀さんがやってきました。昨日は宮城県と山形県で釣りをしてきたらしい。そこそこ釣果があったらしくかっちゃんたちにいつもの焦りはなかった(笑)琥珀さんはフライフィッシングをやるときいていたけれどなぜかテンカラ。もちろんかっちゃんもテンカラ。オービス0番のフライロッドはお蔵入りとなったようだ。さて、薫風の中、近況を語り合いながら釣りあがっていきます。

 一週間前は8度だったのに水温を計ってみたら17度。ヤマメたちの活性はとても高いです。もうヤマメたちは瀬に出ています。右上のポイントどこから出てきてもおかしくないよね。普段のパイロットフライはアダムスP#13。琥珀さんからもらったエックスカディスはアダムス色。抜け殻に見立てたテールが効くんだろうな。このアダムス色のエックスカディスもここのヤマメに効くことがわかりました。簡単に捲けるし量産することに決めたぞ。かっちゃんも琥珀さんも次々にヤマメをヒットさせていました。もしかしてかっちゃん腕をあげたんじゃない?(笑)

 バックリとアダムスをくわえたヤマメです。このリリースネットここで写真を撮ったあとなくしてしまいました。思い出をたくさん作ってくれたネットでした。とても淋しい気がします。何年も使い続けた愛着のある道具。なんどもニスを塗り直したり網を留めなおしたりしたんだよ。そんな道具にめぐり合えることは滅多にありませんよね。残念ながら最後の写真になってしまいました。ネットくん、いままでありがとう!

 レベルラインのテンカラには嫌な風が少々ありましたがなんのその。ご両人、満面の笑みですね。今日のヤマメは落ち込みの肩からポンポン出てくれました。ポイントさえわかってしまえばそこだけを狙えばいい。うぶなヤマメはたやすく釣れてしまいます。だから今の季節にフライフィッシングをやり始めれば簡単に覚えられますよ。

 疲れた後は近くの日帰り温泉へ。釣りの疲れをとり、かすみさんの待つ我が家へレッラ・ゴー。で、宴会でありました。琥珀さんは九州男児なんですね。お土産の焼酎「川辺」を飲みながら熊本弁を聞いていると福山雅治と飲んでいるような気分になりました。こうしてネットで知り合っていろんな土地の人とお喋りできるのは面白いね。翌日、かすみさんにお弁当のおにぎりを作ってもらい再び釣り場へ向かいました。今日は福島のALPHAさんも合流します。待ち合わせ場所に着くとALPHAさんはゴルフの素振り・・・(--;オイオイ

 かっちゃんと琥珀さん、ALPHAさんとあられに別れて入渓しました。ALPHAさんは1年ぶりの渓流。苦戦していたようでしたが、そこは「そうめにすと倶楽部」でならした釣り師、すぐにヤマメを釣り上げていました。

 ヤマメを釣り上げて背中にネットを探す。そこにはネットはないんです(笑)僕はやっぱりネットなしでは釣りが出来ないかもしれません。乾いた石の上に釣り上げたヤマメをのせて写真を撮るのってかわいそうだよね。今日は魚の写真を撮るのはやめにしました。早いとこリリースネット買おうと思います。予定の時間が来たので全員で昼食。食堂でうどんと持参のおにぎりを食べました。昼食後は支流へ向かいました。

 入渓しようとして土手を降りると男女4人がデートフィッシング(^^)をしていました。これは失礼してはならないので別の地点から入渓しました。これでも気を使ってんだからね(^^; ここでもヤマメたちの活性は高くて何匹かけたかわかりません。かっちゃん&琥珀さん、二日間のヤマメ釣り楽しんだかな。これに懲りずにまた遊びに来てくださまし。ALPHAさん、ゴルフの合間でいいからイワナ釣りにいきましょう。みんな、お疲れさん!さわやかな風を受けながら15時納竿。



2007年4月 Fly Fishing Report
渓流に 竿振りまわす 五十路かな

久しぶりの渓流です。
渓流沿いの木々も芽吹き始めていました。
さて、ボチボチいきますか・・・

※渓魚たちはすべてリリースしてますのでご安心を。


●釣行年月日 2007.04.29(日曜日)

 河川名称   e川
 釣行時間帯  8:00−11:00
 天気      晴れ
 気温      8度 のちかなり上昇!
 水温      8度
 釣果      ヤマメ 19
 ヒットフライ    アダムスP#13 & モロボシダン#16

 渓流についてみると見覚えのある車が・・・この車は渓流会のW会長だ。そしてさらに上流へ車を走らせた。河原にも緑が増えてきたなぁ。おっ!いたいた。。。「おはようございまーす!会長〜!」「おっ!遅いぞ!もう朝の4時半から入ってたんだぞ。」日曜の朝にと約束はしたものの会長と僕とにはだいぶ時間のひらきがあったみたい(^^;スマネーカイチョウ。ところで釣果はときくと、サッパリよくないという。水温を計ってみると8度と、前回来たときよりも低い。これではヤマメたちも活性がよくないだろう。仕度を済ませて会長と合流。川をジャブジャブ渡渉するとヤマメたちが走った。魚影はあるけど食い気がないってことか。しばらく一緒に釣りあがったが一度だけ反応があっただけだ。会長は「仕事があるからあとは任せたぞ!」と言って帰ってしまった。了解しました\(^O^)/マカセナサイ

 ここは僕が大好きなヤマメの渓流。渓相が何といっても素晴らしい。適度な底石。両サイドのエグレ。ヤマメたちも好んで居つく場所だ。フリーストンの山岳渓流を思わせるような川も好きだけれど春先はやっぱり里川がいい。草木の芽吹きを感じながら川を遡っていく。小鳥たちのさえずりに耳を傾け、土手の上の畑のおばぁさんやおじぃさんと挨拶をかわしながら河原を歩いていく。この時間、この空間は釣り人でなければ味わえないものなのだ。

 僕が、福島県の浜通り、それも漁業が盛んな町に育ち、なぜ渓流なのか?なぜヤマメなのか?それは、この季節に渓流に入ってみたらきっとわかるよ。そして、きれいなヤマメに出会えればもっとわかると思うよ。そんなとても素敵な季節なのです。

 阿武隈山地の渓流も最近はとても荒れ気味です。キャッチ&リリースを叫んでみても乱獲は一向に減らないのが実情。漁協単位では15センチ以下はリリースするよう指導しているけど釣り師の魚篭にはいつもたくさんのヤマメたちが詰め込まれている。せめて小さいヤマメたちだけは勘弁してほしい、逃がしてあげてほしいんだけどね。

 この魚体で約20センチ。この川のアベレージサイズです。体高も出てきた魚体は惚れ惚れしちゃいますね。この上のサイズになると引きが強くなり面白い。イワナは底へ底へと引きますが、ヤマメは横に走るのでヒットすればすぐにそれとわかりますね。さぁ〜尺よ来い!

 左の写真の左上に石が頭を出しているのがわかります。この前でヤマメはヒットしました。多分、石の下にいたやつが飛び出してきたんだと思います。右はそのヤマメのストマックです。大きい虫だったのでビックリしました。もう、こんなのも食べているんですね。

 時間は10時、かなり活性があがってきました。ヤマメたちは次から次へと飛び出してくれます。右端はスレでかかったヤマメです。それだけ活性が高いということです。W会長こんなに楽しんじゃってすまねぇ(笑)

 このポイントではいつも釣れません。しかし、本日は3尾。それも連荘できてくれました。ヤマメの気持ちがまたわからなくなってきたぞ。本当に気まぐれなヤマメたちだ。

 そろそろ疲れてきたしお腹もへったから、11時納竿。今日は林道を走る車が多い感じがします。もうゴールデンウィークが始まったんだね。釣りをしている姿をみられると釣り人が増えそうな気がするのは僕だけでしょうか。。。と、いうわけで林道を歩かずに渓流をそのまま下って見つからないように車へ向かいました。(笑)

 花は途中で見つけた二輪草と山吹。それでは、また。(^^)/

●釣行年月日 2007.04.23(月曜日)

 河川名称   d川
 釣行時間帯  13:00−15:00
 天気      曇り
 気温      8度
 水温      10度
 釣果      ヤマメ 28
 ヒットフライ    アダムスP#13

 公私共に忙しい日が続いてとても釣りどころではなかった。と、いうより心は渓流にあるんだけど、一度渓流から離れてしまったら戻れなかった、と言った方がいいかもしれない。自分のペース通り物事が運ばないときはジッとしているほうがいい。心も落ち着いてようやく渓流のことが頭の中を過ぎるようになってきた。一度行ってみるべきだね。午前中に用事を済ませて、昼ご飯も食べずに車に飛び乗った。今日は行くぞ!途中の林道には山吹の花が咲いていた。もうそんな時期なんだな。

 渓流に着いてみると水が濁っていた。そりゃそうだよ。昨日は雨。当然だと思った。それに少し増水しているようだ。こんな感じの時はどうなんだろ?そんな思いで仕度を済ませて入渓した。しばらく来ていなかったからフライを思ったところに流せないな・・・っと思っているといきなりヤマメがヒット!反応がいいのに驚いた。これは、これは、とってもいいかもしれないね。

 久しぶりの渓流はとても反応がよかった。ヤマメたちがポンポンと出てくれた。上のポイントでは10尾のヤマメと遊べた。増水してヤマメの活性があがっている。まるで僕を歓迎しているかのようだった。渓流会のWさんに先日聞いた話ではまるでダメ!との話だった。けど、なんだこれは?そういうことか。さすがWさん、嘘ばっかし〜(笑)

 このポイントでは8尾。思い出したぞ。そうだ!これが僕のペースだ。本来ならば月曜日は、まず釣れない。土曜日曜と攻められてヤマメたちもイヤになっているはず。昨日は雨でたぶんひ弱な釣り人はあきらめたのかもしれないね。こんなにポンポンヤマメたちが出るわけないって。ということはラッキーv(^Q^)

 このポイントを見て、やり過ごすフライマンはいないだろうね。ピンポイントで攻めれば結構出てくれるんだ。そのまま歩いてはダメです。

 もうドライの季節。抜け殻ばかり食っているはずはない。反応がいいわけだよ。

もっと、ポイントを紹介したかったのですがヤマメの写真を撮っていたら電池切れ。しばらく渓流通いをしていなかったのでいろいろあるね(汗)とは言え今日は出来すぎ、釣れ過ぎでした。なんだか心のモヤモヤが吹っ切れたぞぉ〜。15時納竿。



2007年3月 Fly Fishing Report
渓流に 竿振りまわす 五十路かな

とうとう五十路になってしまいました。(^^;
自分のフライフィッシングをしなくちゃね。
今シーズンもどうぞよろしくお願いいたします。

※渓魚たちはすべてリリースしてますのでご安心を。


●釣行年月日 2007.03.08(木曜日)

 河川名称   c川
 釣行時間帯  13:30−14:30
 天気      曇り
 気温      6度
 水温      6度
 釣果      ヤマメ 2
 ヒットフライ    ホワイトパラシュート#14

 早春、山でいちばん先に花を開き、春を知らせてくれるマンサクの花。葉っぱより先に黄色い花を咲かせます。花びらは細長い線形で中央が赤くなっています。一見すると花には見えないよね・・・ちょっと気持ち悪いかもしれません。そんなマンサクの花を横目で見ながら仕度をしました。今日は肌寒いです。フリースの上にウインドブレカーを重ね着して渓流に下りていきました。

 この時期は樹木の葉がすべて落ちているのでとても見通しがいいです。初夏を迎えるころにはここも緑のトンネルになってしまいます。この川は砂防ダムが一定の間隔で築かれています。入渓しにくい場所はやはりヤマメたちは多く残っています。逆に入渓しやすい区間はぜんぜんダメだったりします。でも、入渓しやすい場所は釣り人が敬遠することもあるので爆釣することもあります。まぁ、自分にしてみればどちらも楽しいんですけどね。。。おっ!幸運なことにライズみ〜っけ!春先はもう決まって白っぽいフライであります。さっそく、ニンフからフライをドライにチェンジして流しました(^^)

 今年初めてのドライフライでのヤマメです。感無量(笑)そろそろヤマメたちも表層を意識し始めているようです。じつは、ドライフライはまだ捲いていませんでした。フライはボックスの隅にあった白っぽいパラシュートです。そろそろドライフライを捲かねばなりませんね。

 ストマック出来そうなサイズですのでさっそく覗かせてもらいました。もうヤマメがかわいそうなのですぐにリリースしました。もうちょっと暖かくなったらまた会おう!

サイズは小さいですね。カゲロウのニンフはあまりありません。トビケラ?ユスリカかな?ラーバが多い。なるほど次回はこの手のパターンを用意しなくてはいけません。これを見る限りではまだ水面下の虫しか食べていないようです。と、いうことはあのヤマメはやんちゃな奴でした(笑)なにを食べていようがヤル気のあるヤマメがいることがわかりましたので今日はこのままドライで攻めていきます。

 しかし、この後が続かなかったです。脱渓点まで釣りあがったところでようやくヤル気のあるヤマメが出てくれました。次回来るときはもっと水温も上がっていることでしょう。ヤル気のあるヤマメたちに感謝して14時半、納竿。

●釣行年月日 2007.03.05(月曜日)

 河川名称   b川
 釣行時間帯  12:30−13:30
 天気      曇り
 気温      10度
 水温      6度
 釣果      ヤマメ 1
 ヒットフライ    ヒカリウエット#14

 3日の土曜日と4日の日曜日は実質的な解禁日。ここにもたくさんの釣り人が入ったようです。河原の足跡は数え切れないほどあります。昨日のお祭りの後に入渓するのはちょっと無謀な気がしました。でも、ここまで来たからにはヤマメの顔を見ないで帰ることは出来ないよね。竿抜けは必ずあるもんですよ。ドライに切り替える僕の目安は水温8度です。本日は水温は6度。もうちょっとだね。前回と同じくフェザントテールニンフを結んでインジケーター下を少し長めにして入渓しました。

 

 この時期はやっぱり落ち込み狙いです。出来るだけ水深のある場所を攻めていきます。落ち込みにフライを入れてそのまま流すと底からヤマメが浮いてきたのがわかりました。あら、喰わない。もう一度慎重に流します。また、浮いてきたけど戻っていってしまった。見破られたか・・・これはとってもくやしいんだよね。反射喰いを狙ってフライをヒカリウェットに変えてみました。ヒカリウエットはボディーにフラッシャブーを使用してキラキラ光る仕組み。それにあっさりとハックルが捲いてあるやつです。いきなりドン!ときました。

 リリースネットを使わなくても心配ないサイズ(笑)これよくみるとフライに川虫が引っかかっています。インジケーターからフライまでを60cmくらいに設定したので川底の虫が引っかかってしまったんだと思います。いったいこのヤマメはフライを食べようとしたのか?それとも川虫を食べようとしたのか?謎です(^^; いずれにしても釣ったというより、釣れてしまったという感じですね。苦笑いしながら13時半納竿。

●釣行年月日 2007.03.01(木曜日)

 河川名称   a川
 釣行時間帯  12:30−15:00
 天気      晴れ
 気温      12度
 水温      4度
 釣果      チビヤマメ 2
 ヒットフライ    フェザントテールニンフ#18

 

 待ちに待った3月1日。阿武隈山地北端の渓流が解禁する日。夜勤明けの身体に鞭打って家を出たのはもうお昼近く。毎年買っている遊漁証販売所で年券を購入。急いで予定していたキャンプ場前の釣り場に向かったがすでに釣り人が入っていたので別の場所に移動することにした。途中の神社にお参りして今シーズンの釣行の安全を祈願。鳥居の前で拍手を打って誤魔化した(笑)離森というバス停。1日に4本しか走らないバス。これを見ているとなんとなく嬉しくなってしまうのは僕だけだろうか。

 解禁の時はいつもワクワクしている。ブーツフットタイプのウェーダーを履きフィッシングベストを着てロッドを持つと準備完了。林道をさっそうと歩いていくのだ。はたから見ればなんてこたぁない釣り人なのだが、その本人ときたらもう嬉しくてたまらないのだ。そして頭の中ではどんなフライを結ぶか、そしてどんな風に流したらヒットするかをシュミレーションしている。たぶん、風景なんかはぜんぜん目に入っていないと思う。車が通り過ぎていって初めて気が付くことが多い。もちろん僕の頭の中でも、フェザントテールニンフがフワフワとしていた。

 渓流に下りてロッドにリールをつける時も川の流れから目を離さない。なぜ?ってライズしているかもしれないからね。水に手をつけてみると、とても冷たい。水温を計ってみると4度。これではやはりニンフしかないかなぁ。。。土手を降りる時滑って3mほど滑落してしまった。ロッドは上に残っていた。もう一度土手を登って回収してまた降りた。手から血が出ていた。君たちの歓迎の仕方は手荒なんだよ(痛)

 

 水はクリアー。魚影は見えないが気配がした。フェザントテールニンフを流すとインジケーターがククッーと沈んだ。解禁日に釣れるヤマメはいつもチビ。贅沢はいっていられない渓流はまだ始まったばかりなのだ。

おーい!こ と し も、来たぞーー!!
よろしくなぁーーー!!!

川の妖精にお決まりの挨拶をして15時納竿。

 





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