宮城県仙南地方にヒョウ被害で続々拡大している
(10日午後2時現在で4億円を超える)

更新2000.05.10 PM:4:00

5月8日午6時頃から、宮城県仙南を中心に異常気象(温暖な気流が移動)したため
落雷や濃霧警報が発令した。午後6時半頃は岩沼市から亘理町(阿武隈川を境にし
て)温暖な気流が北上して、低空には異様な気流の流雲と雷雨が活発化しだした。
仙南地域を中心に農作物が大きな被害を受け、蔵王町では梨の花の受粉期を迎え
  た矢先のショウ被害で全体の3分の1近い33ヘクタールの収穫が出来ないという。

亘理町では野菜畑のキャベツが収穫前に全滅の農家

 亘理町全域では、午後7時頃から雷雨とともに、バリバリという音を立てイチゴ栽培の
   ビニールハウスに220棟近くに穴が開き農業施設の被害が多く発生した。

■ 亘理町長瀞小学校の窓ガラスが割れたり、網戸が壊された。
■ 角田市や白石市の113号線沿いの葉タバコにも被害が広がった。
■ 村田町ではソラマメにも被害が多くでた。

■ 蔵王町ではナシ畑の被害が拡大し3億弱ものになりそうだ(県産業経済部)

■ 亘理町内では杉の苗木約2万本(被害総額100万円)が枝折れした。

ヒョウ被害の現場では
画像提供(亘理町 渡邊様)
収穫前にしてのキャベツ畑


葉畑の被害

ナシ栽培(受粉時期の果樹)


蔵王町塩沢地区

玉ねぎ畑もヒョウ害で全滅 ニラの芽が出たばかりの畑 113号線沿いの葉たばこ畑
(亘理町逢隈地区) (亘理町荒浜地区) (角田市・白石市)

仙南地区の過去2〜3年災害情報とHPリンク

関東甲信越や東北地方に大雪警報発令
宮城県仙南地方に大粒のヒョウ降下で農業にも被害が増加した
蔵王町の梨畑もヒョウ降下で全体の8割近くが直撃された。
仙南地区の葉たばこの苗やジャガイモ畑にもヒョウ降下で被害が増加した。
仙南地区でビニールハウスにも強風が直撃した
蔵王地区一帯ではそら豆畑も被害が続出した。
突然のヒョウ被害で周辺は氷で覆われた。
宮城県仙南地方にヒョウ被害で続々拡大している
強風をもたらした日本列島と台風被害状況
東北南部・関東で集中豪雨で「阿武隈川下流」の荒浜海岸もゴミの山
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