東北の国勢調査速報版（都市部へ流出と少子高齢社会）

東北地方の国勢調査結果速報（市部人口傾向）

国勢調査の結果東北六県の速報によると、県庁所在地の人口は全て前回の調査に比べ増加した
東北の全６３市の内約半分の３４市で人口が減少し人口５万人以下の都市が目立って減少した。

特に宮城県仙台市に隣接する富谷町・利府町が大幅な伸びを示すなど、
青森県下田町や、岩手県滝沢村なども１６〜１８パーセントも増加傾向だ。

東北６県の人口推移と世帯数

県　別 平成2年度調査 平成7年度調査 平成12年度調査 平成12年
世帯数
■　青森県 1482873
(▲2.7)		 1481663
(▲0.1)		 1475634
(▲0.4)		 506465
(4.9)
■　岩手県 1416928
(▲1.2)		 1419505
(0.2)		 1416180
(▲0.2)		 476456
(5.0)
■　宮城県 2248558
(3.3)		 2328739
(3.6)		 2365204
(1.6)		 833237
(7.2)
■　秋田県 1227473
(▲2.1)		 1213667
(▲1.1)		 1189215
(▲2.0)		 389214
(3.8)
■　山形県 1258390
(▲0.3)		 1256958
(▲0.1)		 1244040
(▲1.0)		 376945
(4.7)
■　福島県 2104058
(1.1)		 2133592
(1.4)		 2126998
(▲0.3)		 687584
(5.2)
合　計 9738285
(0.1)		 9834124
(1.0)		 9817271
(▲0.2)		 3269901
(5.4)

東北６県の人口推移と（平成12年度の世帯数）調べ
(注)人口は単位・人、カッコ内は増減率で単位・l、
▲はマイナスを表す　　　（国勢調査資料）


東北地方の国勢調査の人口は減少率が予想以上で、減少転換期が早まったことと、
最大の要因は少子化で、そのバロメーターとなる合計特殊出生率（女性一人が生涯
生む子供の数）は東北六県とも落ち込みが著しい。

■ 仙台市の人口と世帯数（速報版）　　　　　　　 (2000/10/1現在)
■ 全国の選挙人名簿・在外選挙人名簿登録者数(2000/9/2現在)

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