介護保険制度について(聴覚障害者から見た介護保険制度)


聴覚障害者の身になって手話による通訳が必要になりました。

 聴覚障害者にとっての「介護保険」〜どんな問題があるか考える〜

全国手話通訳問題研究会宮城県支部
定例会 宮城県岩沼市公民館

研究発表者 門馬さん 宮城県支部 米どころ班
アシスタント 熱海さん 宮城県支部 米どころ班

地域班(米どころ班・サンファン班・きぼっこ班)

介護保険制度に付いて演出者の皆さん 研究会の皆様 介護保険の説明(右から熱海・門馬)

介護保険制度に付いての説明や手話通訳の活動とは

1, 介護保険制度の目的は?    ◆みんなでお金を出し合って、集まったお金で、寝たきりや痴呆の人に
 介護サービスを提供する制度です。(介護が必要な高齢者)
2, なんで介護保険が必要なの? 高齢化が進む(寝たきり・痴呆の人が増える)

◆家族だけでの介護はむずかしい

◆介護に係わる行政制度の問題
3, 介護保険制度はいつから始まるか? 平成12年4月1日からスタート
4, 介護を運営するのは? ◆介護保険は公的保険(社会保険)

◆介護保険を運営するのは市町村です
5, 財源は? ◆保険料と税金(公費) ◆割合は50%ずつ
6, 介護保険に加入する人は? ◆45歳以上の人全員です(強制加入)
種 類 年 齢 介護保険が給付される条件
第1号被保険者 65歳以上の人 寝たきりや痴呆になった時に給付
第2号被保険者 45〜65歳の人 老化に伴う病気で介護が必要に
なったときに限って給付
7, 保険料はいくら? 支払い方法は? 保険料は平均2500円

◆45〜65歳の人−−−医療保険と一緒に支払う

◆65歳以上の人は老齢年金から天引きになります(原則)

◆天引き出来ない方は国民健康保険料と一緒に納める
8, 自己負担はいくらか? ◆利用した介護サービス総額の1割が自己負担
 (9割が介護保険から給付される)
9, どんな介護サービスが利用できるか? ◆在宅サービス(訪問介護・入浴・看護・リハビリ)

◆施設サービス
10,どれくらいの介護サービスを利用
   出来るのか?
◆その人がどれだけ介護が必要科かによってサービス限度額が設定
 されている
11,介護が必要になったとき、どうやって
   サービスを利用するか?
◆医療保険とは違い、予め手続きが必要だ

◆介護サービスの流れ
第1段階 市町村に申請
第2段階 申請者の状態を調査
(主治医からの意見書提出)
第3段階 介護認定審査会
第4段第 介護サービス計画」(ケアプランの作成)
第5段階 介護サービスが提供される
12,サービスでなくお金でもらえるか? ◆介護保険では介護サービスが給付されるのが原則
 (お金が目的になってしまうから)
13,もっとサービスを利用したい! ◆市町村独自に行うサービス(介護サービス

◆給付限度以上のサービス(上乗せサービス)基本的に全額自己負担


説明の最後に
介護保険は市町村が運営すると云うことは、市町村民である私達が、意見を言うことによって依り良い制度に成っていきます。
「聴覚障害者から見た介護保険の問題」についても同じように、みんなで意見を云うことに依って解決されます。
共通理解・認識を深めて問題解決に取り組もう

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