社団法人日本アマチュア無線連盟


社団法人 日本アマチュア無線連盟
所在地 東京都豊島区巣鴨1−14−5
創 立 大正15年6月12日
会員数 約:135000名
会 長 原 昌三
事務局
連盟事務局 東京都
地方事務局 東京・名古屋・大坂・広島・松山・熊本・仙台・札幌・金沢・長野

JARLとは

社団法人 日本アマチュア無線連盟(The Japan Amateur Radio League,Inc. 略称:JARL)は、
日本におけるアマチュア無線の健全な発展をはかり、あわせて、内外の無線科学、文化の向上
と発展に寄与することを目的に、わが国のアマチュア無線家を主体として組織されている公益法
人です。 わが国のアマチュア無線活動は、大正時代に始まりました。大正15年に当時のアマチ
ュア無線家が集まって、「日本アマチュア無線連盟(JAPAN AMATEUR RADIO LEAGUE = JARL
)」を結成しました。これが今日のJARLの始まりです。 その後、太平洋戦争の勃発でアマチュア
無線は停止させられましたが、終戦になるとすぐにJARLは再結成され、アマチュア無線の再開
の陳情などを続けた結果、昭和27年に戦後初めてのアマチュア局が誕生しました。そしてJAR
Lは、アマチュア無線の発展にとって必要なさまざまな活動を行うようになりました。また、最初の
頃は10のコールエリアに支部が置かれていましたが、会員の増加にともない昭和47年に組織の
改正を行い、主に県を単位とした現在の支部が置かれるようになりました。 また、アマチュア無線
技士の資格は最初は第1級と第2級アマチュア無線技士の2資格でしたが、その後、電波科学の
いっそうの普及をめざし電信級(現在は第3級)と電話級(現在は第4級)の資格が新設され、アマ
チュア無線をめざす人たちが増えました。 JARLは昭和34年に社団法人となり、開局などの手続
などが簡単にできるよう、保証認定業務を行うようになりました。また、学びながら電信級または
電話級の資格が取れるよう講習会制度の創設を請願し、昭和41年から養成課程講習会を全国
で行うようになりました。 その後、平成3年にJARLは、(財)日本アマチュア無線振興協会(JA
RD)の設立に努力し、保証認定と養成課程業務が移管され、JARDで行われるようになりまし
た。 現在わが国には、約130万局以上のアマチュア局があり、世界一アマチュア無線が盛んな
国となっていますが、これも戦前から戦後の今日まで多くの熱心なアマチュア無線家がJARLに
集まり、協力しながら努力してきた結果です。

JARLの仕事

JARLは次のようなアマチュア無線に関するさまざまな活動や仕事を行っています。アマチュア
バンドの確保や制度の改善など、アマチュア無線の権益を守り育てて行くための活動国際アマ
チュア無線連合(IARU)に加盟する日本の代表機関として、世界のアマチュア無線団体と連携し
、アマチュアバ ンドの確保や各国のアマチュア無線の普及発展に協力して行くこと機関誌の発
行やQSLカードの転送など、会員が日々のアマチュア無線をよりよく行えるよう各種のサービス
を行うこと アワードの発行、コンテストの実施、アマチュア無線フェスティバルの開催、各種の講
習会などを行い、アマチュア無線が より有意義で活発なものとなるよう努力して行くこと、などで
す。 JARLの定款に定めている事業は次のとおりです。 1.国際アマチュア無線連合(The Inter
national Amateur Radio Union, I.A.R.U.)の日本支部としての業務 2.諸外国のアマチュア無線団
体との連携 3.アマチュア無線に関する調査及び研究 4.アマチュア無線に関する講習会、講演会、
研究会、競技会等の開催 5.アマチュア無線に関する資料及び文献の収集ならびに知識の普及
及び広報活動 6.機関紙、アマチュア無線関係図書及び刊行物の発行、頒布及び斡旋 7.アマチ
ュア無線に関する建議及び請願 8.交信証、受信証の転送業務 9.災害時の非常通信活動及び
そのための訓練並びに非常無線通信協議会への参加 10.アマチュア局の無線設備等の適否認
定 11.アマチュア無線従事者国家試験執行への協力 12.アマチュア局による電波障害等に関す
る調査及び指導 13.官庁及び公共団体の要請による本連盟の目的に沿う業務 14.功績の表彰
15.その他本連盟の目的を達するために必要な事業

JARLの組織

JARLの組織  JARLの組織は会員の方々が全国から集まって開かれる「総会」があり、この
総会で決まった事業計画や予算をもとに理事会 が具体的に計画し、それにしたがって事務局
や関係機関が実際的な仕事を行っています。  また、会員の皆さんは会員名簿に登録された
住所の区域の支部に所属し、支部大会などに出席しJARLに対する希望を述べたり、講演会
や研究会などに出席して知識や親睦を深めることができます。


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