ビーチコーミング用語集

会員募集 ビーチコーミングとは浜辺に落ちている漂着物を拾い集める遊びのことです。
ガラス販売 湘南の貝殻やガラス・シーグラスの宝物の紹介です、きっと美しい作品ができあがります。
原釜開催 初夏の海岸で東北ビーチコーミング倶楽部の集いが有りました。
項  目 用語の内容
イワンボ 鉛の錘が出回る以前に使われていた土器製の錘。田の土を練って竹に巻き付け、乾いたら竹を抜いて、野焼きで焼いて作った。
赤玉・赤石・碧玉 鉄石英のこと。金鉱が近いことを示唆する
咽頭歯 魚類の喉にある、貝やウニなど硬い餌をかみ砕くための歯。
鶯砂(うぐいすずな) 緑色の砂。無人岩(かんらん石・斜方輝石・普通輝石・クロム鉄鉱・ガラスからなる)が波で削られ、斜方輝石の班晶(大きな
結晶)が洗い出され、ビーチに体積したもの
殻斗(かくと) ドングリの皿。
ガラス製の浮き 漁網の浮きでガラス製のもの。現在はプラスチック製のものが主流なので、ガラス製のものを見つけたら、それは「お宝」である。
海の豆(Sea bean)
海のハート(Sea heart)
マメ科植物の種子。モダマ(藻玉)やクズモダマなど
堆積地形 漂着物の多いところには、砂や土砂も運ばれ堆積地形となっている。砂嘴、砂洲、トンボロ、海跡湖、沿岸洲など。
潮汐(ちょうせき) 月の引力による潮の満ち引き。漂着物は、汀線の近くと通常の満潮線、そして大潮の満潮線に沿って帯状に打ち上げられている
ちょうちょ貝 オオバンヒザラガイ(アイヌ語ではムイ)の殻板(中間板)は、中央が上下に陥入し、蝶のように見える。寒流性のヒザラガイで、
北海道東部などで見つけられる。
汀線(ていせん) 水ぎわの線。
鳴き砂・鳴り砂・musical sand 大きめの石英粒子からなる砂。鳴き砂からなる砂浜を歩くと、砂が「キュッキュ」と鳴く。土木工事の影響などにより泥質に汚染
されると鳴かなくなる。日本海側や太平洋岸にも産地が多い。
波の花 冬の季節風の強い日、岩に砕けた波が泡となり、雪のように舞って海岸を覆い尽くす。植物性プランクトンの粘液による。能登の
冬の風物詩。
翡翠海岸(ひすいかいがん) 宮崎県の海岸が有名。
人魚の財布 サメの卵
廃油ボール 有害な漂着ゴミ(海洋汚染物質)タンカーのバラスト水に含まれる原油中の不純物が原因物質。
ビーチグラス ガラス製品の欠片。波に研磨されたものは、宝石のよう輝き美しい
ビーチコーミング(Beachcombing) 漂着物や貝殻などを収集すること海辺の宝探し。
ビーチロック 海水起源の炭酸カルシウムによってセメント状に固められた、板状の石灰岩質砂礫岩
死滅回遊魚 海流に乗って、本来の生息場所から遠く流されてきてしまった魚たち。日本沿岸に流れ着いた熱帯域の魚は、冬に水温が15℃
を下回ると死んで、浜に打ち上げられる。(学術的に死滅回遊という言葉は無く、生物地理学上は「無効分散」という)
貝寄せ風 春の嵐をそう呼ぶ。春の季節風
ストランディング(Stranding) クジラやイルカ等の海生哺乳類の座礁。日本では、座礁した鯨を「寄り鯨」と呼び、海の恵みと考え食用にしてきた。  
軽石 溶岩が急速に冷えてできた石。ガスが抜けた多数の穴があるため軽く、水に浮く・かがとの垢落としなどに使える
砂ぢゃわん ツメタガイが卵と砂を混ぜて作った卵塊のこと。茶碗と形が似ていることから、そう呼ばれる
ビニール 有害な漂着ゴミ・海ガメや海鳥は、海面を漂うビニールをクラゲなどとまちがい食べてしまう。
漂着物 海流に乗って流れ着いた様々な物。
漂着ゴミ 漂着物のうちゴミに分類されるもの。海岸で拾われるゴミは、多い順に、
@木材や木の根っこが多い
A発砲スチロール片、
Bペットボトル
C飲料用ビン・特にリボビタンの瓶や・飲料水の瓶類
D竹材など
布袋石(ほていいし)・福石(ふくいし) イルカの耳骨。布袋像と形が似ているために、そう呼ばれる。
ボトルメール 瓶に入れて漂流させた手紙。夢のある遊び、政治的広告、生物地理学的研究など、薬品などもあり注意が必要です
星砂・太陽の砂・ゼニイシ 有孔虫(原生動物)の殻。多いところでは、それ自体で砂浜を形成するほど。
(星砂:Baculogypsina sphaerulata,太陽の砂:Calcarina gaudichaudii,ゼニイシ:Marginopora vertebralis)
瑪瑙海岸(めのうかいがん) 石狩市・無煙浜が有名。
流氷 日本では、毎年オホーツク沿岸で見られる。
黒曜石 火山ガラス。
流木 活用可能な資源。芸術作品の素材にもなるが、手を加えること無く芸術性の高いものもある。よく乾燥したものは薪となる。また、
泳ぎの苦手な生物(昆虫・爬虫類)にとっての船として、分布拡大に貢献することもある。そのような分散をラフティングと呼ぶ
レジンペレット プラスチックの中間原料。プラスチックの細かい粒。有害な漂着物ゴミ。
海流散布 分布拡大に海流を利用すること。ココヤシ、モダマ、マングローブなど
珪化木 木の化石。
琥珀海岸 バルト海沿岸地方日本でも、銚子などで琥珀が拾えることがある。

一部引用しました。

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