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相馬・松川浦のアサクサノリ

1.アサクサノリとは

  高級海苔の原料として知られており、数億年前から生存している。
  昭和三十年代までは北海道から九州沿岸のかけて広く分布していた。
  その後、安定生産が見込めるスサビノリの普及や自然環境の悪化に伴い減少。
  平成五年度に行われた水産庁の希少水性生物の分布調査によると、熊本県の一部
  でのみ生息しているとされ、絶滅が最も心配される「絶滅危惧種」に分類されている。

2.相馬市・松川浦に今も自生するアサクサノリ

  かつてはアサクサノリの種の供給基地として全国に知られていた松川浦も、
  昭和五十年代初めには安定した佃煮用青海苔に転向。
  ところが、自家用として栽培されていた黒ノリが近年になりアサクサノリと確認され
  また、九月頃浦の中にノリ網を仕掛けておくと広範囲にアサクサノリの種が付着
  することから、松川浦で集団自生していることがわかった。