2001年のしし座流星群は、デビット・アッシャ博士の予報通り大出現を見せた。

 流星雨を目撃した私達は一生忘れられない思い出となるだろう。

しし座流星雨 ジプシー観測隊 観測日誌 

 11月19日 天気予報では晴れと言うのに、予定していた観測地はベタ曇り。しばらく待って

いても晴れる気配はなく観測は厳しい状況になりました。南から来た森さんによると曇り空で見

込みはないという話。ならば北はどうかと佐藤さんが名取市の自宅に電話を入れたところ星は

見えているということなので、佐藤さんは自宅で観測するということになりました。

ここで、痺れを切らした森さんは1人北へ向かい放浪の旅にでる。その後、佐藤さんは自宅へ向

かいました。 しばらくして、新地はよく晴れていると佐藤さんから電話が入り、観測地を北へ移す

ことにしました。

(電話口からは、お〜 とか すごい!! という興奮した声がきこえる。)・・早く行かねば!!

北へ移動すると、新地以北はよく晴れており、車の中からも流星がよく見えて感動★!★!

6号線のドライブインで、2人と合流。阿部さん一族と共に7人は大移動を開始することになりまし

た。好条件の観測場所を探そうと言うことになり、とりあえずゴルフ場の近くに移動。1時の段階

で、ものすごい数の流星が四方八方に見えまたまた感動!!すかさず会長と安積さんに電話を

入れました。(二人は自宅で待機していた。)しばらくして南から雲が・・・。さらに北へ移動を開始。

山下まで北上するも、あえなく雲ってしまいました。後、少々南下した工場近くで、会長と安積さん

と合流。よく晴れたところで観測できる方々を恨めしく思いつつ・・・。ピーク時間なので定住(^^)

以下こんな会話が・・・。

(「そう言えば渡部先生はどうしました?」 会長曰く 「相馬行きを断念したらしい」・・・「この天気

ではね」)

(「あ〜雲がなければ」とか、「天気予報の嘘つき」とか いう声がちらほら)

(「おっと、鹿島で寝ている事務局長に電話せねば・・・」 電話口からは「半分くらい晴れているよ」

とのこと・・・半分って?) 

(「コーヒーどうですか」 ポットに入った暖かいコーヒーはありがたい・・佐藤さんご馳走さま)

(「こんな光景はもう見れないよなー」) などなど。

さて、雲の合間からの流星観測となりましたが、流星の発光により雲が光って見えることも数回

あり、流星雨のさまじさを目の当たりにしました。4時、南に晴れ間が広がり、新地まで戻ることに。

多少良い条件の中、5時まで観測を行いました。今回のしし座流星群観測は北へ南へと大忙し

でしたが、一生に一度の大スペクタクルが見れて皆さんご満悦のようでした。      LAIN記

 

     

山下の第4観測地 雲の合間からしし座流星群を捕える。ピーク時間で8個ゲット!!

 

   新地の発電所近くで好条件の中、最後追い込み!!(4個ゲット)

 


 

1999年のしし座流星群

   1999年のしし座流星群は、ヨーロッパでZHR「天頂一時間流星数」が5,400個という

  出現を見せ、みごとな流星雨となりました。日本においても、極大日を一日ずれた19日

  未明HR「一時間流星数」60個を観測することができました。

 


1998年 東欧でとらえたしし座流星雨

   

       Astronomical Observatory Modra より (1998年)   


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