授業参観はほぼ100%、総会約70%、学年PTA行事は95%など、保護者の各種事業への参加率は大変高く、所属意識と活動意欲も高い。
役員会は、「家庭と学校、地域社会と連携して、子どもたちの健全な育成を図る」をテーマに、年8回開催し、各種事業についての問題点を協議し、会長を中心として、組織的に運営を行っている。
別途に教育活動費を予算化し、学習環境整備に努めている。特に、児童図書購入の図書費を設定するとともに、読み聞かせや図書整理修繕の図書ボランティア活動を計画的に行い、読書環境整備に努力している。
新体育館完成に伴い、施設設備の充実を図るために基金を設立した。廃品回収やバザーをさらに充実するために地域住民への働きかけを積極的に行い、地域活動へ発展させている。また、この活動を環境教育の一環として親子エコ活動としてさらに充実しようとしている。
学校支援として、地域住民と連携した安全ボランティアを結成し、児童の安全確保に努めている。さらに、図書ボランティアをはじめ、運動会ボランティア、見学学習等の引率ボランティア、技術を生かした修繕ボランティアなど子どもたちの学習の手助けとなる各種ボランティア活動を実施している。
夏休み前には、親子方部集会を開催し、安全な過ごし方、親子会の計画などについて話し合っており、夏休み中の事故等の発生はない。また、各種施設や団体と連携をとり、盆踊りや座禅会、地域清掃などユニークな親子会を計画・実施している。
地域と進めるPTA活動の実績が認められ、平成18年度東北PTA連絡協議会から団体表彰を受けている。
地域教育力の低下が課題となっている中で、子どもたちの健全育成のため地域の人材・団体・施設等と連携した本PTAの諸活動は、学校教育の活性化と地域教育力の向上に大きく寄与しているものと考える。 |